2009年11月29日日曜日

論文を書こう!その9結果報告

昨夜は、大学時代のオーケストラの友だちが都内に出てきていたので、夜は錦糸町で酒盛りをしてしまった。(もう、酒盛りばっか。)

それもあって、昨日でかける前に論文作成を行ったのだが、再びアウトラインの練り直しをしてしまったので、当初の計画とは異なる作業となってしまった。

一応、結果報告。

結果報告
以下の通り、書けました。

(ここから)
2008年4月、保育所保育指針が8年ぶりに改訂された(厚生労働省,2008a)。保護者や地域の養育力の低下や幼保一元化の流れなど、保育を取り巻く社会の急激な変化を受けての改訂である。新しい保育所保育指針では、職員の資質向上について一章を割いて記述されており、それ以前の指針に比べて格段に研修の重要性が強調されている。しかしその一方で、保育所の勤務体制は十分な研修を行うだけの時間を確保することが難しく、保育に支障が出ない範囲での研修が望まれる(厚生労働省,2008b)ことが述べられるなど、短時間で効果の高い研修プログラムが期待されている。教員研修の分野でも、「研修の成果の把握や評価方法等についてモデルを作成するなど、全国的な水準を確保するための方策について検討すること」の必要性が述べられている(中央教育審議会,2006)ように、研修効果の評価と,研修自体を継続して改善していくためのPDCAサイクルの実現は今日的課題といえる。
研修プログラムにおいてPDCAサイクルを実現するためには、研修の目標を測定可能な学習目標として定義し,研修の前後における参加者の変容について客観的な測定を行い,その結果によって研修方法や教材を改善していくことが必要である←ここに(JPET,2008)を引用すべきではないか?
しかし、現状における我が国の保育士及び教員研修の効果査定に関する先行研究を概観すると,事後アンケートによる研修効果の査定を行ったものが多く(足立・畑山,2006;遠藤・徳田,1996;三井,2001;佐藤,2005)、これらはあくまで研修参加者の主観的評価であり,研修効果を客観的に査定するものとはいえない。また,研修の前後における参加者の変容をとらえ研修効果の検討を行った研究も見られるが(後藤・小林・斎藤,2003;小林・後藤・斎藤,2003;菅野・小林,1997;大羽・井上,2007; 志賀,1983;重成・井上・山口,2003),それらにおいても知識のみの査定である,対照群が設けられていない,研修対象が少数である,査定方法の詳細が明らかでないといった様々な問題点が見られる。
(ここ以下のセクションについては、どのような研修をなぜ行ったのかについて、もう一度アウトラインを練り直す)
(ここまで)

感想
全く、一筋縄では行かない。
「出来た」と思っても、少し寝かせると「こうしたらいいのでは?」などと、いろんな考えがわいてきて、どんどん変わってしまう。
うーん。
ま、地道に頑張るしかない。

次回の約束
来週は、ほとんど都内や横浜に出張なので、今回の約束書き込み期限は、ちょっと長めにする。

私は、
12/5(土)24:00までに、次の行動契約をこのブログにアップします。
できたら、ほっとするし、
できなかったら、お詫びを書き込むとともに、どんな非道い中傷も甘んじて受け入れます。

2009年11月25日水曜日

論文を書こう!その9:ウィィ、酔っぱらってマス。

今日は、徳島からK浜にきばさんが来た。

研Q所主催の研修会に来たのだ。

きばさんは、私の中学、高校の同級生だ。
ほとんど同時に教員という仕事に就き、同じ職場で何年かを一緒に過ごした。
附属でも、一緒に働いた。
今は、彼は徳島の教育センターに勤務している。

そして、何よりもきばさんは、私のふるーい勉強会仲間だ。
何を隠そう私は勉強会マニアで、私をその道に誘い込んだ張本人が、きばさんなのだ。
この「論文を書こうシリーズ」も、元を正せばきばさんと関わりがある、といえばあるのだ。

そんな、関わりの深い人なので、久しぶりに合えば当然「飲む」ことになる。
K急K浜駅の近くで、痛飲した。
話に花が咲いた。
もう、明日のことなんて、どうでもいい。とも思った。

けど、ふと…思い出した。
「あ゛。きょうは、次の課題をかきこむ日だ…。ウィィィ、ヒック。」
恐るべし、行動契約。
泥酔状態でも機能する。

*** 行動契約書 **************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.以下のアウトラインを文章にする。
現状においては研修プログラムの主観的評価に関する報告は多いが、研修効果の客観的な測定を行った報告は少ない(足立・畑山,2006;遠藤・徳田,1996;三井,2001;佐藤,2005)。
また、客観的な測定を行った報告でも、知識のみの査定である,対照群が設けられていない,研修対象が少数である,査定方法の詳細が明らかでないといったさまざまな問題が見られる(後藤・小林・斎藤,2003;小林・後藤・斎藤,2003;菅野・小林,1997大羽・井上,2007; 志賀,1983;重成・井上・山口,2003)。
研修プログラムにおいてPDCAサイクルを実現するためには、研修の目標を測定可能な学習目標として定義,測定し,その結果によって研修方法や教材を改善していくことが必要である。
一方、特別なニーズのある幼児の保育に対する支援を,外部専門機関による巡回指導等で行う方法もあるが,現状の体制での継続的支援には困難が伴い,人的,時間的コストを最小化するシステムの構築が必要であるとされる(大石・高橋,2006)。
こうした現状においては、研修プログラムは、発達障害の特性や指導法についての知識の習得だけでなく、問題行動の包括的で多面的な原因推定と対応した解決策を立案する問題解決的思考力の向上を学習目標とする必要がある。

実行期限
2009年11月29日(日)24:00まで

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2.不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「どう落とし前をつけるんですか?」と直接おっしゃっていただいた方には、一席設けた上、一杯おごらせていただきます。

2009年11月25日 いのこ
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では、お休みなさい。

2009年11月24日火曜日

徳島県の保育士研修に行った。

先週の木、金と、徳島県の保育士さんに対して「障害児保育」の研修会をやってきた。

このブログの「論文を書こう」シリーズも、数年前の保育士研修会でとらせていただいたデータをもとに書いている。
だから、私にとってはとても大切なイベントの1つである。
今回は、2日連続延べ10時間という非常にハードな日程だったが、最後まで熱心に研修される保育士の方々のパワーに勇気づけられつつやり終えたのだった。

この研修は、昨今保育所で増加していると言われる「気になる子ども」を取り上げ、「その子の気になる問題とは何か?」「問題の原因は?」「原因に対応した解決策は?」というストーリーに従って構成している。
徳島ABA研のサマスクと同様、全体の50%以上が演習という、まさに頭と体を使う研修だ。

今回、「抽象具体分析」を研修の重要なユニットとして組み込んでみた。
抽象具体分析という用語は、特に学問的に定義されている概念ではないと思うが、ここでは「抽象的な指導目標を具体的な行動目標として書き下ろす」という意味で使っている。
例えば「人に優しく接する」といった抽象表現を、「自由遊びの時○○ちゃんに、「遊ぼう」と声をかける。」「ケガした子を見たら「大丈夫?」という。」「散歩の時、小さい子と手をつなぐ。」などのような、目に見える行動として書き下ろす作業だ。
「ビデオで撮れるぐらい具体的」なのがミソ。

研修では、まず保育士1人1人に「受け持ちの子どもで困っている問題」をたくさん紙に書き出してもらい、その中で最も解決したい1つの問題を選んでもらった。
次に、選んだ問題を抽象具体分析した。
例えば、解決したい問題「思いが通じない時、友だちや保育士に乱暴な行動をする」。
「思い」なんて、決してビデオには映らない。
「通じる」も、ビデオに映らない。
「乱暴」はビデオに映るけど、「叩く」も「ける」も「暴言を吐く」も全部乱暴で、あまりに撮影シーンが多すぎて抽象的。

演習で抽象具体分析してもらうと、
「思いが通じない時」=「友だちが自分の好きなおもちゃを持っている時」
「乱暴な行動をする」=「友だちからおもちゃを取り上げる。その時に、友だちを叩いたりする。それにより友だちが泣き、さらにそれをたしなめる保育士に対して叩いたり、けったりする。」
という意味だったりする。

問題を抽象的な記述のままにしておくと、
「なぜ”思いが通じない”のだろう?」「なぜ”乱暴する”のだろう」
といった抽象的な問を立てがちで、その後の原因推定や解決策立案も「あるべき論」の域を出にくい。

ところが、問題をビデオに撮影できるぐらい具体的に記述すると、
「週に何回ぐらい”おもちゃを取り上げる”トラブルが起こるのだろう?」「よくトラブルになる友だちって誰だろう?」「どんなおもちゃの時にトラブルが多いんだろう?」「おもちゃを手に入れることと、友だちを泣かすことのどちらが目的なんだろう?」「特定の保育士が叩かれるのだろうか?」「トラブルの起こりやすい日や時間帯があるのだろうか?」
みたいな具体的な問が山ほど生まれ、思わぬ原因推定や解決策の発見につながったりする。

だいたい子どもなんて世界を「ことば」ではとらえていないわけで、「思いが通じない」なんてことではなく、
「ううう、きかんしゃとーます、いる‥‥ぼこっ!」「ぎえっ!!」
ぐらいの世界の生き物なのだ。
たぶん抽象具体分析は、大人目線を子どもの世界に近づける作業なのだと思う。

今回の研修会では、教材開発に時間をかけられなかったので、新しく導入した抽象具体分析のユニットは”冷や汗をかきかき”やっつけたのだった。
それでも「思いは通じた(笑)」ようで、休憩時間に
「‥‥ってのは、やっぱり抽象的‥‥。」
とか、
「‥‥を具体的にすると‥‥」
みたいな、保育士研修会では聞き慣れない会話が耳に飛び込んでくるのだった。

2009年11月23日月曜日

論文を書こう!その8結果報告

その8の結果報告は、以下の通り。

結果報告
以下の通り、無事、書けました。

(ここから)
近年,学習障害(Learning Disabilities:LD),注意欠陥/多動性障害(Attention Deficit / Hyperactivity Disorders:AD/HD),高機能自閉症,アスペルガー症候群といった発達障発達障害に社会的な関心が集まるに伴い,保育分野においても学習及び行動面での問題が見られる幼児について,「気になる子ども」というキーワードを用いた報告が増加している(本郷・澤江・鈴木・小泉・飯島,2003;西澤,2004;嶋野,2007)。こういった特別なニーズのある幼児の保育に対する支援を外部専門機関による巡回指導等に委ねる方法もあるが,現状の体制での継続的支援には人的・物理的な限界がある(大石・高橋,2006)ことを考えると、保育士自身が発達障害を含めた「気になる子ども」への対応力を向上させる方策の検討が重要である。こうした中で、2008年度に改訂された保育所保育指針(厚生労働省,2008a)においては、職員の資質向上について一章を割いて記述されており、それ以前の保育所保育指針に比して格段に研修の重要性が強調されている。その一方で、保育所の勤務体制は十分な研修を行うだけの時間を確保することが難しく、保育に支障が出ない範囲での研修が望まれる(厚生労働省,2008b)など、短時間で効果の高い研修プログラムが期待されている。教員研修の分野では、「研修の成果の把握や評価方法等についてモデルを作成するなど、全国的な水準を確保するための方策について検討すること」の必要性が述べられている(中央教育審議会,2006)ように、研修効果の評価と,研修自体を継続して改善していくためのPDCAサイクルの実現は今日的課題といえる。
(ここまで)

感想
実働時間、約1時間半。
まあまあ大変、ぐらい。
午後に「休日の時間」が残ったのが、とてもうれしい。
課題の量が適切だったのだ。
朝は掃除もしたし。布団も干せたし。
ほっ。

次回の約束
私は、
11/25(水)24:00までに、次の行動契約をこのブログにアップします。
できたら、ほっとするし、
できなかったら、お詫びを書き込むとともに、どんな非道い中傷も甘んじて受け入れます。

2009年11月17日火曜日

論文を書こう!その8

昨日は、都内で仕事。
たぶん、今年度の最も重要な仕事の一つだった。
その後、ウィークデイにもかかわらず、痛飲。
で、今日は身体稼働率20%ぐらい。
ひどい話。

しかし、行動契約の効果は大きい。
朝、ちゃんと
「そうじゃ。今日は次の課題を書く日だった。」
と、思い出すのだ。
恐るべし、パフォーマンスマネジメント。
しかし、
あんまりやり過ぎると、身体や精神を病んでしまうに違いない。
ほどほどにしよう。

*** 行動契約書 *****************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.以下のアウトラインを文章にする。
・近年,学習障害(Learning DisabilitiesLD),注意欠陥/多動性障害(Attention Deficit / Hyperactivity DisordersAD/HD),高機能自閉症,アスペルガー症候群といった発達障発達障害に社会的関心が向くとともに、気になる子というキーワードの報告が増えてきた(本郷・澤江・鈴木・小泉・飯島,2003;西澤,2004;嶋野,2007)。
・保育士は、発達障害という新しい障害への対応力を求められるようになってきたと言える。
・2008年度に改訂された保育所保育指針(厚生労働省,2008)においては、職員の資質向上について一章を割いて記述されており、それ以前の保育所保育指針に比して格段に研修の重要性が強調されている。
・教員研修の分野では、中央教育審議会(2006)において「研修の成果の把握や評価方法等についてモデル を作成するなど、全国的な水準を確保するための方策について検討すること」の必要性が述べられているように、研修の開発と評価,継続して改善していくため のPDCAサイクルの実現が今日的課題となっている。
・勤務体制上、十分な研修時間の確保が難しいといわれる保育士においては、研修プログラムの有用性が重要であることは言うまでもない。

実行期限
2009年11月23日(月)24:00まで

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2. 不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「約束守れませんでしたね」といったコメントを下さった方に は,「申し訳ありません」と陳謝します。その他いかなる批判も、甘んじて受け入れます。

2009年11月17日 いのこ
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2009年11月15日日曜日

論文を書こう!その7結果報告

その7の結果報告は、以下の通り。

結果報告
以下の通り、無事、書けました。

(ここから)
1.以下の文のための、文献を検索する。
>保育士や教員の専門性向上のための研修プログラムの開発と評価,継続して改善していくためのPDCAサイクルの実現が今日的課題となっている(H18中教審答申、教育振興基本計画等、教育関係の文献はあるが、保育関係の文献でこのことに触れているものを検索する)。
↓ ↓ ↓
2008年度に改訂された保育所保育指針(厚生労働省,2008)においては、職員の資質向上について一章を割いて記述されており、それ以前の保育所保育指針に比して格段に研修の重要性が強調されている。
厚生労働省(2008)保育所保育指針.厚生労働省 2008年3月28日<>(アクセス:2009年11月15日)
教員研修の分野では、中央教育審議会(2006)において「研修の成果の把握や評価方法等についてモデル を作成するなど、全国的な水準を確保するための方策について検討すること」の必要性が述べられているように、研修の開発と評価,継続して改善していくため のPDCAサイクルの実現が今日的課題となっている。
中央教育審議会(2006)今後の教員養成・免許制度の在り方について(答申).文部科学省  2006年7月11日<>(アクセス: 2009年11月15日)
勤務体制上、十分な研修時間の確保が難しいといわれる保育士においては、研修プログラムの有用性が重要であることは言うまでもない。

2.以下を、2008年度データに修正する。
>現在,未就学児童の30.2%が保育所に在籍しており,その割合は年々増加傾向にあると言われている(厚生労働省,2007)
厚生労働省 (2007)保育所の状況(平成1941日)等について. 厚生労働省 200797<>(アクセス: 200815)
↓ ↓ ↓
現在,未就学児童の30.231.3%が保育所に在籍しており,その割合は年々増加傾向にあると言われている(厚生労働省,20072009)
厚生労働省
(2007)保育所の状況(平成1941日)等について(2009)保育所の状況(平成21年4月1日)等について. 厚生労働省 2007972009年9月7日< http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/09/tp0907-1.html http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0907-2.html >(アクセス: 2008152009年11月14日)
(ここまで)

感想
もっと簡単にできるかと思っていたけど、結構時間がかかってしまった。
なかなか、論文は大変じゃ。

次回の約束
私は、
11/10(火)24:00までに、次の行動契約をこのブログにアップします。
できたら、ほっとするし、
できなかったら、お詫びを書き込むとともに、どんな非道い中傷も甘んじて受け入れます。

2009年11月10日火曜日

論文を書こう!その7

今週は忙しいので、自分にちょっとラクさせてやることにする。

で、ここに、ブログの読者に対して、以下の行動契約をいたします。

*** 行動契約書 *****************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.以下の文のための、文献を検索する。
>保育士や教員の専門性向上のための研修プログラムの開発と評価,継続して改善していくためのPDCAサイクルの実現が今日的課題となっている(H18中教審答申、教育振興基本計画等、教育関係の文献はあるが、保育関係の文献でこのことに触れているものを検索する)。

2.以下を、2008年度データに修正する。
>現在,未就学児童の30.2%が保育所に在籍しており,その割合は年々増加傾向にあると言われている(厚生労働省,2007)
厚生労働省 (2007)保育所の状況(平成1941日)等について. 厚生労働省 200797<>(アクセス: 200815)

実行期限
2009年11月15日(日)24:00まで

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2. 不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「約束守れませんでしたね」といったコメントを下さった方に は,「申し訳ありません」と陳謝します。その他いかなる批判(「てめえ、ろくなやつじゃねえ」等)も、甘んじて受け入れます。

2009年10月31日12:45 いのこ
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2009年11月8日日曜日

最近のイベント

別に、論文ばっかり書いているわけではなく、毎日普通にくらしている。

休日に出かけられる時には、できるだけ出かけ、
ほぼ毎日、ご飯を作り、弁当も作り…。

驚きは、弁当だ。
週5日のうち、4日は作っていると思う。
晩ご飯だって、ほとんど外食しない。
ここにいたって、気付くことは、
「わし、料理、好きなんかも?」

驚きがあれば、「やっぱり」もある。
掃除は、しない。
いや、全然しないわけではない。
掃除機をかけるのは、2週間に1回ぐらい。
もっぱら、ガムテープで目に見える
ゴミを「ちゃちゃっ」とあつめて、ぽい。
むろん、自分の周囲だけである。
「わし、掃除は、嫌いだもんね」
やばい!
掃除にも介入を考えなくては。

あとは、最近のイベント写真集。


東京タワーに行きました。
聞けば、東京の人は、あんまり東京タワーには行かないそう。
徳島の人が、あんまり阿波踊りを踊らないのと同じ。


たかいねー。
遠くまで見える
ねー。
でも、今もっと高い新東京タワーを建設中だそう。
ここに来るの
は、今のうちかも。




おでんを作った。
人生、初おでん。

すじ
肉も入れたい、と思い、すじ肉の下処理をしたんだけど、
もう、流しがアクだらけになって、大変!
しかし、おいしかった。




三浦半島から、富士山を望む。
絶景、絶景。
11/3の朝、車を飛ばして半島の西側まで行き、初めて見ることができた。
いつもは雲に隠れて、なかなか見ることができないのだ。

とても大きく見える。
今度は、電車に乗って、ふもとまで行ってみよう。

論文を書こう!その6:結果報告

その6結果報告は、以下の通り。

結果報告
以下の通り,無事,書けました!

(ここから)
近年,学習障害(Learning DisabilitiesLD),注意欠陥/多動性障害(Attention Deficit / Hyperactivity DisordersAD/HD),高機能自閉症,アスペルガー症候群といった発達障発達障害に社会的関心が向くとともに、気になる子というキーワードの報告が増えてきた(本郷・澤江・鈴木・小泉・飯島,2003;西澤,2004;嶋野,2007)。
保育士は、発達障害という新しい障害への対応力を求められるようになってきたと言える。
保育士や教員の専門性向上のための研修プログラムの開発と評価,継続して改善していくためのPDCAサイクルの実現が今日的課題となっている(H18中教審答申、教育振興基本計画等、教育関係の文献はあるが、保育関係の文献でこのことに触れているものを検索する)。
現状においては研修プログラムの主観的評価に関する報告は多いが、研修効果の客観的な測定を行った報告は少ない(足立・畑山,2006;遠藤・徳田,1996;三井,2001;佐藤,2005)。
また、客観的な測定を行った報告でも、知識のみの査定である,対照群が設けられていない,研修対象が少数である,査定方法の詳細が明らかでないといったさまざまな問題が見られる(後藤・小林・斎藤,2003;小林・後藤・斎藤,2003;菅野・小林,1997大羽・井上,2007; 志賀,1983;重成・井上・山口,2003)。
研修プログラムにおいてPDCAサイクルを実現するためには、研修の目標を測定可能な学習目標として定義,測定し,その結果によって研修方法や教材を改善していくことが必要である。
一方、特別なニーズのある幼児の保育に対する支援を,外部専門機関による巡回指導等で行う方法もあるが,現状の体制での継続的支援には困難が伴い,人的,時間的コストを最小化するシステムの構築が必要であるとされる(大石・高橋,2006)。
こうした現状においては、研修プログラムは、発達障害の特性や指導法についての知識の習得だけでなく、問題行動の包括的で多面的な原因推定と対応した解決策を立案する問題解決的思考力の向上を学習目標とする必要がある。
応用行動分析学の領域においては、行動問題に対するより包括的な原因推定を導く方法として「機能的アセスメント」が提案され、応用場面で効果が確認されている(平澤・藤原,2001;平澤,2003;平澤・藤原・山根,2005;大石・高橋,2006)。
また、教員を対象に問題行動の生起要因をいくつかの典型的な機能に分類するような研修プログラムが開発されている(IwataWallaceKahngLindbergRoscoeConnersHanleyThompson& Worsdell2000MooreEdwardsSterling-TurnerRileyDubard& Mcgeorge2002Magg & Larson2004WallaceDoneyMintz-Resudek& Tarbox2004)。
しかし、現実の保育場面において幼児が示す問題行動の原因は多種多重であり、個々の事例にあたっては,より広範囲で包括的な原因推定が必要な場合が多く、こうした機能を分類するような研修だけでは十分とはいえない。
よって本研究では,保育士を対象とした障害児保育研修会において,「気になる子ども」への対応力として,自閉症およびAD/HDの障害特性と指導法の理解,応用行動分析学の基礎的用語の習得といった知識的な側面と,問題行動のより広範囲で包括的な原因推定とそれに対応する解決策の立案という思考力の側面について測定可能な目標を設定し,研修を実施して効果を測定する
さらに、効果測定の方法や測定指標が、研修効果の客観的な測定に有用かつ妥当であったかについて検討する。
(ここまで)


感想
死ぬかと思った。
ああ、土日がつぶれてしもた。

すでに一回完成させたものを、別のストーリーに書き換えるのは本当に大変。
内容的には、まだ検討の余地が残っている。
新しい文献も、見つけなんだら(なければ)いかん(いけない)。

けど、久しぶりにこの作業を行ってみると、論文とは、知識とか思考とか経験など本来ならば個人的な行動あるいはその痕跡で終わってしまう事柄を、一般的な知にまで高めるものなんだなあ、とつくづく思う。
目に見えない階段を作っているような感じ。
さすがに目に見えないだけあって、作り方も、作った手応えも、慣れないものにはよくわからないのだ。
もっと、練習が必要なのだ。

なんか論文作成ちゅうのは、町工場の熟練工のおっさんが修練によって手先で1ミクロンの違いを感じることができるようになった、そんな人間離れしたような技と似たような感じがするのであります。

次回の約束
「論文を書こう!その5」まででわかったことは、
「行動契約をブログに書き込むと、論文を書く行動は増える。しかし、行動契約を書き込む行動が次第に減る。」
だった。
だから今回から、結果報告にプラスして「次回の約束」を書くことにする。
次に、いつ行動契約をアップするか?
を、書くのだ。

で、次は。
私は、
11/10(火)24:00までに、次の行動契約をこのブログにアップします。
できたら、ほっとするし、
できなかったら、お詫びを書き込むとともに、どんな非道い中傷も甘んじて受け入れます。

けど、こんなブログ、誰か読んでるんだろうか?

by tensuinoko