2009年12月31日木曜日

論文を書こう!その14結果報告

書けた!!

(以下の通り)
1.保育所を取り巻く社会の急激な変化を受けて、保育所保育指針が改定され、その中で研修の重要性が強調されている。
2.その反面、保育士は十分な研修時間を確保できない職務形態であり、短時間で効果の高い研修プログラムが必要である。
3.効果の高い研修プログラムを保証するには、研修効果の客観的な評価方法と評価に基づいてプログラムを改善するPDCAサイクルの確立が必須条件である。
4.研修効果の客観的な評価を実現するためには、研修目標を可視的で測定が可能な行動目標として設定し、研修の前後における参加者の変容を明らかにする取り組みが必要である。
5.保育所を取り巻く社会の変化の大きな一つに、発達障害への社会の注目の高まりと、それに伴う「気になる子ども」の増加があげられる。
6.特別支援教育の進展に伴い、保育所への外部専門機関の支援も拡充してきたが、こうした外部による支援には限界があり、保育士自身の対応力を向上させるための研修が必要となっている。
7.現在、各地で多くの研修会が実施されており研修効果に関する報告もいくつかみられるが、多くは事後アンケート等による参加者の主観的評価であり、研修効果を客観的に評価したものは少数であり、それらにも問題がみられる。
8.この研究では、保育士の「気になる子どもへの対応力」を「発達障害の特性、指導法に関する知識」「行動分析学に関する知識」「問題行動に対する原因推定と解決策立案の能力」と規定し、研修プログラムを作成し実施した。
9.「発達障害の特性、指導法に関する知識」の必要性については野呂(2006)も述べており、現在多くの書籍が上梓されている。
10.また、「行動分析学に関する知識」についても、発達障害も含めて様々な問題を行動の増減という視点から解決に導くテクノロジーとして、多くの参考書が出版されている。
11.「問題行動に対する原因推定と解決策立案」を導く方法として問題行動の機能的アセスメントに基づく積極的行動支援が注目され、問題行動の生起要因をいくつかの典型的な機能に分類するような研修プログラムもいくつかあるが、幼児が示す問題行動の原因は多種多重であり機能を分類するような研修では不十分であると考え、今回の研究においてはより広範で包括的な原因推定とそれに対応する解決策立案を促すことを主眼において研修を開発した。
12.よって本研究では,保育士を対象とした障害児保育研修会において,「気になる子ども」への対応力として,自閉症およびAD/HDの障害特性と指導法の理解,応用行動分析学の基礎的用語の習得といった知識的な側面と,問題行動のより広範囲で包括的な原因推定とそれに対応する解決策の立案という思考力の側面について測定可能な行動目標を設定し研修を実施して効果を測定するとともに、効果測定の方法の妥当性について検討する。
(ここまで)

この年末の押し詰まったときに、こんな作業をやっている。
この一事からみても、いかに実家では家事をしないか、ということが証明される。
恐ろしいことに、まだ年賀状も書いていない。(ToT)
今日の午後は年賀状を書いて、心穏やかに正月を迎えることにしよう。

次の約束
1/4(月)24:00までに、1~6までのアウトラインを文章にします。

2009年12月30日水曜日

論文を書こう!その13結果報告

一応結果報告。

下の図のように図式化した。












次は、これを文章に書き下ろす。
期限は、明日12/31。昼12:00まで。

2009年12月28日月曜日

楽器を貨物室に預けるなんて…

12/1から国内航空各社の手荷物持ち込みルールが変更(改悪?)され、世のバイオリン・ビオラ弾き(一部カメラマンなども)たちは、大事な道具を貨物室に預けるか、片道1万円払って隣の座席を確保するかという究極の二者択一を迫られている。

これを受難といわずして、なんといおうか。

この問題については、ネット上で大きな議論となっているので、ここでは論じない。
ただ、楽器を貨物室に預けたときの最悪のパターンを、皮肉たっぷりの歌にした痛快な動画がyoutubeにアップされているので、紹介する。

この動画は、ネット上ではもう旧聞に属するようだが(アップされたのが2009年7月)、今回の航空手荷物ルール改正で、再び注目されているよう。
カナダ人ミュージシャンのデイブ・キャロルさんが、ユナイテッド航空手荷物係に自分のギターを壊された上、航空会社が賠償に応じようとしなかったため、腹を立てて作曲してyoutubeに投稿したところ、ダウンロード回数が600万を超え大きな話題となったとか。
その後、事態を重くみたユナイテッドが和解を申し込んだが、さらに痛快にもデイブさんはそれを断ったとか。
さらにさらに、ギター会社は「ギターの宣伝になったから」ということで、新しいギターを2本もプレゼントしたとか。

日本の航空会社の手荷物は、世界一丁寧に扱われているという噂(単なる噂だ)は、よくきく。
だからといって、演奏家がすんなり楽器を預けるとは思えない。
だって「免責事項」があるんやもん。

バイオリンは高い。
安いものでも中古自動車、ちょっと高けりゃ国産高級車、外車、果ては土地付き家から国宝級の美術品クラスまで。
こんなもん預けさせて壊しといて「免責」とかいわれても…。

では、1万円払って座席をとるか?
演奏家のほとんどは貧乏だ。
高い楽器を買うのは、あくまで「仕方なく」買うのだ。
楽器のローンを払った上に、飛行機に乗るたびに1万円払っていたら、餓死する。
どうする?どうする?

"J○L Breaks Strad."
みたいな曲(たぶん葬送行進曲)を誰かがyoutubeにアップする日がやってくるのだろうか?

2009年12月26日土曜日

Googleアラートは便利!

googleのニュース検索をすると、一番下に"「○○」のメールアラートを作成"というメッセージがでる。

たとえば、「iphone」でニュース検索すると、
iphoneの記事がだだーっと出て、一番下に"「iphone」のメールアラートを作成"が表示される。
メールアラートを作成すると、自分のGmailアカウントに毎日ニュース記事の見出しが配信される仕組み。

最近、仕事で「特別支援学校における知的障害児童生徒の増加」に関する研究をしている。
そこで、「特別支援教育、増加」というキーワードでメールアラートを作成している。
地方支援、社会保障費の増加特別会計」などのような関係のない記事もたくさん引っかかってくるのだが、中には「特別支援学校の児童・生徒の増加」といった風に、まさにこちらがほしいニュースがヒットしたりする。

Googleアラートではマスコミ各社のニュースサイトだけでなく、個人のブログからの検索結果も伝えられる。
自分の知りたいキーワードに関する最新情報が、非常な広範囲から収集できるというわけだ。
とっても便利。

今、自分にとって切実なキーワードは「機内、楽器、手荷物、持ち込み」だ。
12/1から、手荷物に関するルールが変わり、バイオリンが機内に持ち込めなくなっている。
全国のバイオリン弾きが、この話題で持ちきりなのだ。
鋭意Googleアラートで情報収集中。

論文を書こう!その12結果報告

手持ちの情報を、すべてキーワードにしてみた。

結果は以下の通り。

(ここから)
発達障害への注目
気になる子どもの増加
保育所保育指針の改定
研修の重要性の増加
短時間で効果の高い研修プログラムの必要性
今日的課題
客観的な研修効果測定に関する報告の少なさ
社会の変化
保育士は時間がない
研修効果の客観的な測定方法の確立
PDCAに基づくプログラム改善
「気になる子ども」への対応についての保育士向けの研修会
発達障害の特性
応用行動分析の基礎的な用語および概念
問題行動の原因推定と解決策立案に関する演習
研修の前後における参加者の変容
外部専門機関の巡回指導等の限界
保育士の対応力向上研修プログラム開発の必要性
比較的規模の大きな研修の効果測定
広範な原因推定と解決策立案能力を向上させる研修
研修前後の参加者の変容をとらえる従属変数
積極的行動支援に基づく支援の実施
障害特性,指導法,
行動分析の基礎的な知識
妥当性の低い原因推定や解決策混入の可能性
達障害の特性理解とそれに応じた対応に関する知識の必要性(野呂,2006)
原因推定や解決策立案の妥当性を高めるための知識や技術
研修プログラムの目標
発達障害の特性や指導法についての知識の習得
問題行動の包括的で多面的な原因推定と対応した解決策立案
問題解決的思考力の向上
行動問題に対するより包括的な原因推定を導く方法としての機能的アセスメント
問題行動の生起要因をいくつかの典型的な機能に分類するような研修プログラム
幼児が示す問題行動の原因は多種多重
より広範囲で包括的な原因推定の必要性
機能を分類するような研修では不十分
本研究の目的
保育士対象の障害児保育研修会
「気になる子ども」への対応力
知識的側面
自閉症およびAD/HDの障害特性と指導法の理解
応用行動分析学の基礎的用語の習得
思考力の側面
問題行動の原因推定
それに対応する解決策の立案
測定可能な目標を設定
研修を実施して効果を測定
効果測定方法の妥当性検討
(ここまで)

どうも、「客観的な研修効果測定の必要性」と「どのような内容の研修会をなぜ行ったか?」という2つの論点をどう配列するかというのが、今のところ難しいことが明らかになってきた。

次回の標的行動
次は、上記のキーワードを図にして全体の流れを作る。

次回の締め切り
12/30(水)24:00

2009年12月25日金曜日

歩くの平気

徳島に帰省しても、実は車がない。
売っぱらってしまったのだ。
無駄やもん。

徳島は、車がないと実に不自由。
しかし、K浜で生活している間に、
長距離を歩くことが平気になっていたのだ。

家で仕事をするときは、ノートパソコンに液晶ディスプレイをつないで作業する。
ところが今日久しぶりにつないでみると、ディスプレイが壊れていた。
ありゃりゃ。

近所にヤマダ電機がある。
しかし、近所とはいえ、1キロぐらいは離れている。
徳島では、500メートル以上は自動車利用だ。
ある人なんか、200メートル向こうのコンビニでも自動車利用だ。
糖尿病が全国一位になるはずじゃ。

で、仕方なくヤマダ電機に歩いていく。
ところが、ところが、何のことはない。
K浜であれば、MK省宿舎からイオンに買い物に行くぐらいの感覚なのだ。
フツー歩くでしょ。

環境の変化によって、歩くことも増えたし、
何よりも「遠い」とか「近い」の感覚も、変化したということ。
げに、行動は増やしたり減らしたりできる。

論文を書こう11:結果報告

現在、徳島に帰省中。
大学院時代のように、自宅2階の今にこもって、ひたすら仕事を片づけている。
悲しいことじゃ。

で、結果報告。
まだ、途中。明日もう一回考えてみる。

標的行動
1.序論のアウトラインを、再々構成する。
結果報告
幼児を取り巻く社会の急激な変化を受けて、保育所保育指針が改定され、研修の重要性が増した。
大きな変化の一つが、発達障害に社会が注目し、保育所においても気になる子どもが増加していることである。
保育士は時間がないので、短時間で効率的な研修プログラムの開発が必要である。
短時間で効率的な研修プログラムの開発には、研修効果の客観的な測定方法の確立と、プログラム自体の形成的評価に基づく改善が欠かせない。
しかし現状では、研修効果を客観的に評価した報告は少ない。
本研究においては、近年保育所で増加しているといわれる「気になる子ども」への対応についての保育士向けの研修会を行った。
研修内容は、発達障害の特性と応用行動分析の基礎的な用語および概念についてと、問題行動の原因推定と解決策立案に関する演習であった。
よって本研究では,保育士を対象とした障害児保育研修会において,「気になる子ども」への対応力として,自閉症およびAD/HDの障害特性と指導法の理解,応用行動分析学の基礎的用語の習得といった知識的な側面と,問題行動のより広範囲で包括的な原因推定とそれに対応する解決策の立案という思考力の側面について測定可能な目標を設定し,研修を実施して効果を測定する。
さらに、効果測定の方法や測定指標が、研修効果の客観的な測定に有用かつ妥当であったかについて検討する。

感想
家に帰ると、ついテレビを見たり、寝転がったりする。
その中でも、この行動契約は機能する。
今日は、よっぽどあきらめようかと思ったけど、やっぱり恥ずかしいのでちょっとだけでも作業する。
恐ろしいことじゃ。
次回の約束
上のアウトラインの完成を目指します。
実行期限
明日12/26の24:00
毎日、ちょっとずつやります。

2009年12月18日金曜日

論文を書こう!その11

なんやかや忙しくしている間に、もう師走。
帰省の準備をしなくては。

さて、今回の課題は以下の通り。
あれこれ書いている間に、元もと構成したアウトラインでは、つじつまが合わなくなってきた。
難しい。


*** 行動契約書 **************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.序論のアウトラインを、再々構成する。

実行期限
2009年12月25日(金)24:00まで

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2.不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「書けませんでしたね。」と指摘して下さった方には、おいしい御茶をごちそうさせていただきます。

2009年12月18日 いのこ
************************

これを書くのは、たぶん徳島に帰ってからだ。

2009年12月17日木曜日

静岡のお茶はおいしいのか!?

静岡は、お茶どころである。

らしい。
情報に疎い私でも、そのぐらいのことは知っている。

お茶といえば、徳島にいた頃は、
「食卓の上に葉っぱの入った急須があって、それにどぼどぼっとお湯を注ぐと出てくる液体=お茶」
みたいな、静岡の人に知られると暗殺されそうな認識しかなかった。

K浜に来てからは、お茶といえば、
「イオンで購入したティーバッグから、しみ出す液体」
のことであった。暗殺っ

「急須におちゃっぱを入れて、お茶を飲みたい」と思うことは、あるにはあったが、実際に「急須を買いに行く」という行動は、起きなかったのである。
いわゆる、「めんどくさい」というやつ。

で、この間、静岡からK先生が来た。
K先生は、豪快なスポーツマンかつ、このブログの読者だ。
「いのこせんせいっ。うちなんか、お茶が山のように余ってますよ。こんど、おくりますっ」
「え、あ、うう…」
なんせ豪快なスポーツマンだから、行動がむっちゃ早い。
次の次の日ぐらいには、ポストにお茶が届いていた。

うむをいわさぬ先行条件の変化だ。
Before
A:お茶無し
B:急須を買いに行く
C:お茶無し(-)
が、
After
A:お茶あり(うむをいわさず)+せっかくのお茶がやがて賞味期限切れ
B:急須を買いに行く
C:お茶が飲める(↑)+賞味期限切れなし(↑↑)
だ。

で、これが買ってきた急須。
さっそく入れてみた。













これがお茶。
きれいな緑色です。
なんか、いいにおい。
飲んでみると、かすかに甘く、大変おいしゅうございました。

K先生の行動力が、めんどくさがりの私の行動を変容させた。
先行子操作による行動調整の成功例だ。
ありがとう、K先生。




P.S.
実は、昨日今日と静岡県の袋井市から御前崎市、掛川市近辺に出張していた。
静岡は、本当に「これでもか!」と茶畑だらけだった。
そして、学校につくと、
「どうぞ」
と、出してくれるお茶の、おいしいこと。
やっぱり、静岡はお茶どころでした。

2009年12月10日木曜日

論文を書こう!その10:結果報告

一応、結果報告。

結果報告
標的行動:(JPET,2008)の、引用可能な部分を箇条書きにする。
結果は、以下の通りです。
(問題と目的での引用可能部分)
自治体で適用可能な教員研修改善プロセス(PDCAサイクル)の構築に向けて、研修の評価が多くの教育委員会で受講者の満足度や理解度調査にとどまってい る現状を改善するため、研修目標を明確化した上で、受講教員の行動変容を評価する追跡調査モデルを研究開発し、試行実施・検証を行う。
研修効果を測定し評価するためには、効果測定を行うための指標の作成が必須であり、研修目標を研修受講後の受講者の具体的な行動目標として定義(指標化)する。
(問題と目的、考察での引用可能部分)
・研修効果とは、
研修内容の実際の現場での「活用度」と、どれだけ業務を効率化できたか、業務パフォーマンスの向上ができたかを測る「業務パフォーマンス」として定義されている。→しかしながら「業務パフォーマンス」は研修効果として特定し、指標化して測定することが難しいことから、今回の研修効果の測定対象からは外した。
(考察での引用可能部分)
・本年度の調査研究では、研修目標を行動目標として設定し、行動変容を捉えることにより、研修の感覚的な効果ではなく、具体的な行動変容により、研修効果を評価することを試みた。しかしながら、研修目標の行動目標への転換は、当初の予想以上に困難であった。その要因として考えられるのは、研修を企画 し主宰する者と、研修の実施者、そして研修の受講者の間で、共通目標として意識されていないことが挙げられる。

感想
「研修目標を測定可能な具体的な行動目標として定義する」という着眼点はよかったのだが、具体化の手法がいまいち不明確なので、結局思ったような結果が得られなかったようだ。
なんか、うちの研Q所の報告書みたいな構成で、どこに何が書いてあって、どの情報が大事なのかがわかりにくーい。
大きな予算が付いて、いっぱい目的があって、いっぱい方法があるような開発プロジェクトの報告って、こんなモンなんだろうか?
あ、昼休みにちゃちゃっと、このブログをすませようと思っていたのに、昼休みが終わってしまった。
30分超過。
早く業務に復帰しなければ。

次回の約束

私は、
12/19(土)24:00までに、次の行動契約をこのブログにアップします。
できたら、ほっとするし、
できなかったらお詫びを書き込むとともに、「3日間禁酒して下さい」という命令にも従います。

2009年12月6日日曜日

やばい!太った。

今日、銭湯に行った。

こちらに来た当初はよく行っていたのだが、最近はとんと行かなくなった。
何せ入浴料が450円もするもんね。
で、今日は「久しぶりに昼間っから風呂でも入るか。」と、万葉の湯(そういう名前)まで出かけたのだ。

いざ入浴。
洗い場で体を洗い、フト目の前の鏡を見ると、
「がーん!!」
腹がゆるんどる。
ちょっと、つまんでみる。
以前からそんなにやせている方ではないので、週間「文藝春秋」ぐらいの厚みはあったのだが、今日はちょっとページ数が増えている。
うーん。徳島県の東部版の電話帳ぐらい…。
ローカル&レトロすぎて、誰にも分からない"たとえ"だ。

考えられる原因は、2つ。
その1。
もちろん、運動不足。
朝、研Q所に出勤すると、ずーーーーっとPCの前に座って、ひたすらExcelと格闘する日々。
格闘ったって頭の中だけの話なので、運動になるわけがない。

その2。
料理が上達(?)してやたら毎日作るので、つい作りすぎ、食べ過ぎ、ついでに飲み過ぎ、になってしまう。
ルクエ・スチームケースが、料理の手間を大幅に減らし、メニューの爆発的拡大をもたらした。
なんか、むやみに感動的においしいおかずが出来るので、ついつい食べ過ぎてしまうようだ。
研Q所での仕事量に比べて、弁当箱が大きすぎるのも、原因の1つかも。

さあ、どうする?

とりあえず、視覚的なフィードバックだけ導入してみよう。
毎日の入浴の前後に体重を計って、記録する。
これだけ。
これだけで体重が減るかどうか、やってみよう。
現在、目標体重より3㎏オーバー(体重は秘密)しているので、2週間この方法を続けて推移を見てみる。
ひょっとすると、フィードバックだけで運動が増えたり、食べる行動が減るかも?
甘いか?
もし、12月20日までに効果がなければ、新たな随伴性を導入することにしよう。

げ、もうすぐ正月じゃん。
忘年会の嵐もあるし。
帰省しても、減量プロジェクトやるしかないか。
とほほ。

2009年12月5日土曜日

論文を書こう!その10

今週は、都内や横浜で仕事が多かった。
電車の移動は、疲れる。

今日と明日は、バイオリンでオペレッタ「こうもり」の譜読み。
12/23に徳島で本番があるので、結構練習日程がきつい。
何せオペラのたぐいは、楽譜が50~60頁あるのがざら。
普通、35~45分の標準的な交響曲(例えば「運命」や「新世界」など)で10~12頁ぐらいだから、5倍ぐらいの分量を弾けるようにする必要がある。
まあ、要は歌の伴奏なので、難しい箇所はさほど多くないのだが。

とか何とかで、今回もあまり無理せず、少なめの課題設定。

*** 行動契約書 **************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.(JPET,2008)の、引用可能な部分を箇条書きにする。

実行期限
2009年12月11日(金)24:00まで

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2.不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「書けませんでしたね。」と指摘して下さった方には、お詫びにバイオリンで一曲演奏させていただきます。

2009年12月5日 いのこ
************************

では、では。譜読みにかかります。

2009年11月29日日曜日

論文を書こう!その9結果報告

昨夜は、大学時代のオーケストラの友だちが都内に出てきていたので、夜は錦糸町で酒盛りをしてしまった。(もう、酒盛りばっか。)

それもあって、昨日でかける前に論文作成を行ったのだが、再びアウトラインの練り直しをしてしまったので、当初の計画とは異なる作業となってしまった。

一応、結果報告。

結果報告
以下の通り、書けました。

(ここから)
2008年4月、保育所保育指針が8年ぶりに改訂された(厚生労働省,2008a)。保護者や地域の養育力の低下や幼保一元化の流れなど、保育を取り巻く社会の急激な変化を受けての改訂である。新しい保育所保育指針では、職員の資質向上について一章を割いて記述されており、それ以前の指針に比べて格段に研修の重要性が強調されている。しかしその一方で、保育所の勤務体制は十分な研修を行うだけの時間を確保することが難しく、保育に支障が出ない範囲での研修が望まれる(厚生労働省,2008b)ことが述べられるなど、短時間で効果の高い研修プログラムが期待されている。教員研修の分野でも、「研修の成果の把握や評価方法等についてモデルを作成するなど、全国的な水準を確保するための方策について検討すること」の必要性が述べられている(中央教育審議会,2006)ように、研修効果の評価と,研修自体を継続して改善していくためのPDCAサイクルの実現は今日的課題といえる。
研修プログラムにおいてPDCAサイクルを実現するためには、研修の目標を測定可能な学習目標として定義し,研修の前後における参加者の変容について客観的な測定を行い,その結果によって研修方法や教材を改善していくことが必要である←ここに(JPET,2008)を引用すべきではないか?
しかし、現状における我が国の保育士及び教員研修の効果査定に関する先行研究を概観すると,事後アンケートによる研修効果の査定を行ったものが多く(足立・畑山,2006;遠藤・徳田,1996;三井,2001;佐藤,2005)、これらはあくまで研修参加者の主観的評価であり,研修効果を客観的に査定するものとはいえない。また,研修の前後における参加者の変容をとらえ研修効果の検討を行った研究も見られるが(後藤・小林・斎藤,2003;小林・後藤・斎藤,2003;菅野・小林,1997;大羽・井上,2007; 志賀,1983;重成・井上・山口,2003),それらにおいても知識のみの査定である,対照群が設けられていない,研修対象が少数である,査定方法の詳細が明らかでないといった様々な問題点が見られる。
(ここ以下のセクションについては、どのような研修をなぜ行ったのかについて、もう一度アウトラインを練り直す)
(ここまで)

感想
全く、一筋縄では行かない。
「出来た」と思っても、少し寝かせると「こうしたらいいのでは?」などと、いろんな考えがわいてきて、どんどん変わってしまう。
うーん。
ま、地道に頑張るしかない。

次回の約束
来週は、ほとんど都内や横浜に出張なので、今回の約束書き込み期限は、ちょっと長めにする。

私は、
12/5(土)24:00までに、次の行動契約をこのブログにアップします。
できたら、ほっとするし、
できなかったら、お詫びを書き込むとともに、どんな非道い中傷も甘んじて受け入れます。

2009年11月25日水曜日

論文を書こう!その9:ウィィ、酔っぱらってマス。

今日は、徳島からK浜にきばさんが来た。

研Q所主催の研修会に来たのだ。

きばさんは、私の中学、高校の同級生だ。
ほとんど同時に教員という仕事に就き、同じ職場で何年かを一緒に過ごした。
附属でも、一緒に働いた。
今は、彼は徳島の教育センターに勤務している。

そして、何よりもきばさんは、私のふるーい勉強会仲間だ。
何を隠そう私は勉強会マニアで、私をその道に誘い込んだ張本人が、きばさんなのだ。
この「論文を書こうシリーズ」も、元を正せばきばさんと関わりがある、といえばあるのだ。

そんな、関わりの深い人なので、久しぶりに合えば当然「飲む」ことになる。
K急K浜駅の近くで、痛飲した。
話に花が咲いた。
もう、明日のことなんて、どうでもいい。とも思った。

けど、ふと…思い出した。
「あ゛。きょうは、次の課題をかきこむ日だ…。ウィィィ、ヒック。」
恐るべし、行動契約。
泥酔状態でも機能する。

*** 行動契約書 **************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.以下のアウトラインを文章にする。
現状においては研修プログラムの主観的評価に関する報告は多いが、研修効果の客観的な測定を行った報告は少ない(足立・畑山,2006;遠藤・徳田,1996;三井,2001;佐藤,2005)。
また、客観的な測定を行った報告でも、知識のみの査定である,対照群が設けられていない,研修対象が少数である,査定方法の詳細が明らかでないといったさまざまな問題が見られる(後藤・小林・斎藤,2003;小林・後藤・斎藤,2003;菅野・小林,1997大羽・井上,2007; 志賀,1983;重成・井上・山口,2003)。
研修プログラムにおいてPDCAサイクルを実現するためには、研修の目標を測定可能な学習目標として定義,測定し,その結果によって研修方法や教材を改善していくことが必要である。
一方、特別なニーズのある幼児の保育に対する支援を,外部専門機関による巡回指導等で行う方法もあるが,現状の体制での継続的支援には困難が伴い,人的,時間的コストを最小化するシステムの構築が必要であるとされる(大石・高橋,2006)。
こうした現状においては、研修プログラムは、発達障害の特性や指導法についての知識の習得だけでなく、問題行動の包括的で多面的な原因推定と対応した解決策を立案する問題解決的思考力の向上を学習目標とする必要がある。

実行期限
2009年11月29日(日)24:00まで

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2.不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「どう落とし前をつけるんですか?」と直接おっしゃっていただいた方には、一席設けた上、一杯おごらせていただきます。

2009年11月25日 いのこ
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では、お休みなさい。

2009年11月24日火曜日

徳島県の保育士研修に行った。

先週の木、金と、徳島県の保育士さんに対して「障害児保育」の研修会をやってきた。

このブログの「論文を書こう」シリーズも、数年前の保育士研修会でとらせていただいたデータをもとに書いている。
だから、私にとってはとても大切なイベントの1つである。
今回は、2日連続延べ10時間という非常にハードな日程だったが、最後まで熱心に研修される保育士の方々のパワーに勇気づけられつつやり終えたのだった。

この研修は、昨今保育所で増加していると言われる「気になる子ども」を取り上げ、「その子の気になる問題とは何か?」「問題の原因は?」「原因に対応した解決策は?」というストーリーに従って構成している。
徳島ABA研のサマスクと同様、全体の50%以上が演習という、まさに頭と体を使う研修だ。

今回、「抽象具体分析」を研修の重要なユニットとして組み込んでみた。
抽象具体分析という用語は、特に学問的に定義されている概念ではないと思うが、ここでは「抽象的な指導目標を具体的な行動目標として書き下ろす」という意味で使っている。
例えば「人に優しく接する」といった抽象表現を、「自由遊びの時○○ちゃんに、「遊ぼう」と声をかける。」「ケガした子を見たら「大丈夫?」という。」「散歩の時、小さい子と手をつなぐ。」などのような、目に見える行動として書き下ろす作業だ。
「ビデオで撮れるぐらい具体的」なのがミソ。

研修では、まず保育士1人1人に「受け持ちの子どもで困っている問題」をたくさん紙に書き出してもらい、その中で最も解決したい1つの問題を選んでもらった。
次に、選んだ問題を抽象具体分析した。
例えば、解決したい問題「思いが通じない時、友だちや保育士に乱暴な行動をする」。
「思い」なんて、決してビデオには映らない。
「通じる」も、ビデオに映らない。
「乱暴」はビデオに映るけど、「叩く」も「ける」も「暴言を吐く」も全部乱暴で、あまりに撮影シーンが多すぎて抽象的。

演習で抽象具体分析してもらうと、
「思いが通じない時」=「友だちが自分の好きなおもちゃを持っている時」
「乱暴な行動をする」=「友だちからおもちゃを取り上げる。その時に、友だちを叩いたりする。それにより友だちが泣き、さらにそれをたしなめる保育士に対して叩いたり、けったりする。」
という意味だったりする。

問題を抽象的な記述のままにしておくと、
「なぜ”思いが通じない”のだろう?」「なぜ”乱暴する”のだろう」
といった抽象的な問を立てがちで、その後の原因推定や解決策立案も「あるべき論」の域を出にくい。

ところが、問題をビデオに撮影できるぐらい具体的に記述すると、
「週に何回ぐらい”おもちゃを取り上げる”トラブルが起こるのだろう?」「よくトラブルになる友だちって誰だろう?」「どんなおもちゃの時にトラブルが多いんだろう?」「おもちゃを手に入れることと、友だちを泣かすことのどちらが目的なんだろう?」「特定の保育士が叩かれるのだろうか?」「トラブルの起こりやすい日や時間帯があるのだろうか?」
みたいな具体的な問が山ほど生まれ、思わぬ原因推定や解決策の発見につながったりする。

だいたい子どもなんて世界を「ことば」ではとらえていないわけで、「思いが通じない」なんてことではなく、
「ううう、きかんしゃとーます、いる‥‥ぼこっ!」「ぎえっ!!」
ぐらいの世界の生き物なのだ。
たぶん抽象具体分析は、大人目線を子どもの世界に近づける作業なのだと思う。

今回の研修会では、教材開発に時間をかけられなかったので、新しく導入した抽象具体分析のユニットは”冷や汗をかきかき”やっつけたのだった。
それでも「思いは通じた(笑)」ようで、休憩時間に
「‥‥ってのは、やっぱり抽象的‥‥。」
とか、
「‥‥を具体的にすると‥‥」
みたいな、保育士研修会では聞き慣れない会話が耳に飛び込んでくるのだった。

2009年11月23日月曜日

論文を書こう!その8結果報告

その8の結果報告は、以下の通り。

結果報告
以下の通り、無事、書けました。

(ここから)
近年,学習障害(Learning Disabilities:LD),注意欠陥/多動性障害(Attention Deficit / Hyperactivity Disorders:AD/HD),高機能自閉症,アスペルガー症候群といった発達障発達障害に社会的な関心が集まるに伴い,保育分野においても学習及び行動面での問題が見られる幼児について,「気になる子ども」というキーワードを用いた報告が増加している(本郷・澤江・鈴木・小泉・飯島,2003;西澤,2004;嶋野,2007)。こういった特別なニーズのある幼児の保育に対する支援を外部専門機関による巡回指導等に委ねる方法もあるが,現状の体制での継続的支援には人的・物理的な限界がある(大石・高橋,2006)ことを考えると、保育士自身が発達障害を含めた「気になる子ども」への対応力を向上させる方策の検討が重要である。こうした中で、2008年度に改訂された保育所保育指針(厚生労働省,2008a)においては、職員の資質向上について一章を割いて記述されており、それ以前の保育所保育指針に比して格段に研修の重要性が強調されている。その一方で、保育所の勤務体制は十分な研修を行うだけの時間を確保することが難しく、保育に支障が出ない範囲での研修が望まれる(厚生労働省,2008b)など、短時間で効果の高い研修プログラムが期待されている。教員研修の分野では、「研修の成果の把握や評価方法等についてモデルを作成するなど、全国的な水準を確保するための方策について検討すること」の必要性が述べられている(中央教育審議会,2006)ように、研修効果の評価と,研修自体を継続して改善していくためのPDCAサイクルの実現は今日的課題といえる。
(ここまで)

感想
実働時間、約1時間半。
まあまあ大変、ぐらい。
午後に「休日の時間」が残ったのが、とてもうれしい。
課題の量が適切だったのだ。
朝は掃除もしたし。布団も干せたし。
ほっ。

次回の約束
私は、
11/25(水)24:00までに、次の行動契約をこのブログにアップします。
できたら、ほっとするし、
できなかったら、お詫びを書き込むとともに、どんな非道い中傷も甘んじて受け入れます。

2009年11月17日火曜日

論文を書こう!その8

昨日は、都内で仕事。
たぶん、今年度の最も重要な仕事の一つだった。
その後、ウィークデイにもかかわらず、痛飲。
で、今日は身体稼働率20%ぐらい。
ひどい話。

しかし、行動契約の効果は大きい。
朝、ちゃんと
「そうじゃ。今日は次の課題を書く日だった。」
と、思い出すのだ。
恐るべし、パフォーマンスマネジメント。
しかし、
あんまりやり過ぎると、身体や精神を病んでしまうに違いない。
ほどほどにしよう。

*** 行動契約書 *****************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.以下のアウトラインを文章にする。
・近年,学習障害(Learning DisabilitiesLD),注意欠陥/多動性障害(Attention Deficit / Hyperactivity DisordersAD/HD),高機能自閉症,アスペルガー症候群といった発達障発達障害に社会的関心が向くとともに、気になる子というキーワードの報告が増えてきた(本郷・澤江・鈴木・小泉・飯島,2003;西澤,2004;嶋野,2007)。
・保育士は、発達障害という新しい障害への対応力を求められるようになってきたと言える。
・2008年度に改訂された保育所保育指針(厚生労働省,2008)においては、職員の資質向上について一章を割いて記述されており、それ以前の保育所保育指針に比して格段に研修の重要性が強調されている。
・教員研修の分野では、中央教育審議会(2006)において「研修の成果の把握や評価方法等についてモデル を作成するなど、全国的な水準を確保するための方策について検討すること」の必要性が述べられているように、研修の開発と評価,継続して改善していくため のPDCAサイクルの実現が今日的課題となっている。
・勤務体制上、十分な研修時間の確保が難しいといわれる保育士においては、研修プログラムの有用性が重要であることは言うまでもない。

実行期限
2009年11月23日(月)24:00まで

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2. 不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「約束守れませんでしたね」といったコメントを下さった方に は,「申し訳ありません」と陳謝します。その他いかなる批判も、甘んじて受け入れます。

2009年11月17日 いのこ
*************************

2009年11月15日日曜日

論文を書こう!その7結果報告

その7の結果報告は、以下の通り。

結果報告
以下の通り、無事、書けました。

(ここから)
1.以下の文のための、文献を検索する。
>保育士や教員の専門性向上のための研修プログラムの開発と評価,継続して改善していくためのPDCAサイクルの実現が今日的課題となっている(H18中教審答申、教育振興基本計画等、教育関係の文献はあるが、保育関係の文献でこのことに触れているものを検索する)。
↓ ↓ ↓
2008年度に改訂された保育所保育指針(厚生労働省,2008)においては、職員の資質向上について一章を割いて記述されており、それ以前の保育所保育指針に比して格段に研修の重要性が強調されている。
厚生労働省(2008)保育所保育指針.厚生労働省 2008年3月28日<>(アクセス:2009年11月15日)
教員研修の分野では、中央教育審議会(2006)において「研修の成果の把握や評価方法等についてモデル を作成するなど、全国的な水準を確保するための方策について検討すること」の必要性が述べられているように、研修の開発と評価,継続して改善していくため のPDCAサイクルの実現が今日的課題となっている。
中央教育審議会(2006)今後の教員養成・免許制度の在り方について(答申).文部科学省  2006年7月11日<>(アクセス: 2009年11月15日)
勤務体制上、十分な研修時間の確保が難しいといわれる保育士においては、研修プログラムの有用性が重要であることは言うまでもない。

2.以下を、2008年度データに修正する。
>現在,未就学児童の30.2%が保育所に在籍しており,その割合は年々増加傾向にあると言われている(厚生労働省,2007)
厚生労働省 (2007)保育所の状況(平成1941日)等について. 厚生労働省 200797<>(アクセス: 200815)
↓ ↓ ↓
現在,未就学児童の30.231.3%が保育所に在籍しており,その割合は年々増加傾向にあると言われている(厚生労働省,20072009)
厚生労働省
(2007)保育所の状況(平成1941日)等について(2009)保育所の状況(平成21年4月1日)等について. 厚生労働省 2007972009年9月7日< http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/09/tp0907-1.html http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/09/h0907-2.html >(アクセス: 2008152009年11月14日)
(ここまで)

感想
もっと簡単にできるかと思っていたけど、結構時間がかかってしまった。
なかなか、論文は大変じゃ。

次回の約束
私は、
11/10(火)24:00までに、次の行動契約をこのブログにアップします。
できたら、ほっとするし、
できなかったら、お詫びを書き込むとともに、どんな非道い中傷も甘んじて受け入れます。

2009年11月10日火曜日

論文を書こう!その7

今週は忙しいので、自分にちょっとラクさせてやることにする。

で、ここに、ブログの読者に対して、以下の行動契約をいたします。

*** 行動契約書 *****************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.以下の文のための、文献を検索する。
>保育士や教員の専門性向上のための研修プログラムの開発と評価,継続して改善していくためのPDCAサイクルの実現が今日的課題となっている(H18中教審答申、教育振興基本計画等、教育関係の文献はあるが、保育関係の文献でこのことに触れているものを検索する)。

2.以下を、2008年度データに修正する。
>現在,未就学児童の30.2%が保育所に在籍しており,その割合は年々増加傾向にあると言われている(厚生労働省,2007)
厚生労働省 (2007)保育所の状況(平成1941日)等について. 厚生労働省 200797<>(アクセス: 200815)

実行期限
2009年11月15日(日)24:00まで

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2. 不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「約束守れませんでしたね」といったコメントを下さった方に は,「申し訳ありません」と陳謝します。その他いかなる批判(「てめえ、ろくなやつじゃねえ」等)も、甘んじて受け入れます。

2009年10月31日12:45 いのこ
*************************

2009年11月8日日曜日

最近のイベント

別に、論文ばっかり書いているわけではなく、毎日普通にくらしている。

休日に出かけられる時には、できるだけ出かけ、
ほぼ毎日、ご飯を作り、弁当も作り…。

驚きは、弁当だ。
週5日のうち、4日は作っていると思う。
晩ご飯だって、ほとんど外食しない。
ここにいたって、気付くことは、
「わし、料理、好きなんかも?」

驚きがあれば、「やっぱり」もある。
掃除は、しない。
いや、全然しないわけではない。
掃除機をかけるのは、2週間に1回ぐらい。
もっぱら、ガムテープで目に見える
ゴミを「ちゃちゃっ」とあつめて、ぽい。
むろん、自分の周囲だけである。
「わし、掃除は、嫌いだもんね」
やばい!
掃除にも介入を考えなくては。

あとは、最近のイベント写真集。


東京タワーに行きました。
聞けば、東京の人は、あんまり東京タワーには行かないそう。
徳島の人が、あんまり阿波踊りを踊らないのと同じ。


たかいねー。
遠くまで見える
ねー。
でも、今もっと高い新東京タワーを建設中だそう。
ここに来るの
は、今のうちかも。




おでんを作った。
人生、初おでん。

すじ
肉も入れたい、と思い、すじ肉の下処理をしたんだけど、
もう、流しがアクだらけになって、大変!
しかし、おいしかった。




三浦半島から、富士山を望む。
絶景、絶景。
11/3の朝、車を飛ばして半島の西側まで行き、初めて見ることができた。
いつもは雲に隠れて、なかなか見ることができないのだ。

とても大きく見える。
今度は、電車に乗って、ふもとまで行ってみよう。

論文を書こう!その6:結果報告

その6結果報告は、以下の通り。

結果報告
以下の通り,無事,書けました!

(ここから)
近年,学習障害(Learning DisabilitiesLD),注意欠陥/多動性障害(Attention Deficit / Hyperactivity DisordersAD/HD),高機能自閉症,アスペルガー症候群といった発達障発達障害に社会的関心が向くとともに、気になる子というキーワードの報告が増えてきた(本郷・澤江・鈴木・小泉・飯島,2003;西澤,2004;嶋野,2007)。
保育士は、発達障害という新しい障害への対応力を求められるようになってきたと言える。
保育士や教員の専門性向上のための研修プログラムの開発と評価,継続して改善していくためのPDCAサイクルの実現が今日的課題となっている(H18中教審答申、教育振興基本計画等、教育関係の文献はあるが、保育関係の文献でこのことに触れているものを検索する)。
現状においては研修プログラムの主観的評価に関する報告は多いが、研修効果の客観的な測定を行った報告は少ない(足立・畑山,2006;遠藤・徳田,1996;三井,2001;佐藤,2005)。
また、客観的な測定を行った報告でも、知識のみの査定である,対照群が設けられていない,研修対象が少数である,査定方法の詳細が明らかでないといったさまざまな問題が見られる(後藤・小林・斎藤,2003;小林・後藤・斎藤,2003;菅野・小林,1997大羽・井上,2007; 志賀,1983;重成・井上・山口,2003)。
研修プログラムにおいてPDCAサイクルを実現するためには、研修の目標を測定可能な学習目標として定義,測定し,その結果によって研修方法や教材を改善していくことが必要である。
一方、特別なニーズのある幼児の保育に対する支援を,外部専門機関による巡回指導等で行う方法もあるが,現状の体制での継続的支援には困難が伴い,人的,時間的コストを最小化するシステムの構築が必要であるとされる(大石・高橋,2006)。
こうした現状においては、研修プログラムは、発達障害の特性や指導法についての知識の習得だけでなく、問題行動の包括的で多面的な原因推定と対応した解決策を立案する問題解決的思考力の向上を学習目標とする必要がある。
応用行動分析学の領域においては、行動問題に対するより包括的な原因推定を導く方法として「機能的アセスメント」が提案され、応用場面で効果が確認されている(平澤・藤原,2001;平澤,2003;平澤・藤原・山根,2005;大石・高橋,2006)。
また、教員を対象に問題行動の生起要因をいくつかの典型的な機能に分類するような研修プログラムが開発されている(IwataWallaceKahngLindbergRoscoeConnersHanleyThompson& Worsdell2000MooreEdwardsSterling-TurnerRileyDubard& Mcgeorge2002Magg & Larson2004WallaceDoneyMintz-Resudek& Tarbox2004)。
しかし、現実の保育場面において幼児が示す問題行動の原因は多種多重であり、個々の事例にあたっては,より広範囲で包括的な原因推定が必要な場合が多く、こうした機能を分類するような研修だけでは十分とはいえない。
よって本研究では,保育士を対象とした障害児保育研修会において,「気になる子ども」への対応力として,自閉症およびAD/HDの障害特性と指導法の理解,応用行動分析学の基礎的用語の習得といった知識的な側面と,問題行動のより広範囲で包括的な原因推定とそれに対応する解決策の立案という思考力の側面について測定可能な目標を設定し,研修を実施して効果を測定する
さらに、効果測定の方法や測定指標が、研修効果の客観的な測定に有用かつ妥当であったかについて検討する。
(ここまで)


感想
死ぬかと思った。
ああ、土日がつぶれてしもた。

すでに一回完成させたものを、別のストーリーに書き換えるのは本当に大変。
内容的には、まだ検討の余地が残っている。
新しい文献も、見つけなんだら(なければ)いかん(いけない)。

けど、久しぶりにこの作業を行ってみると、論文とは、知識とか思考とか経験など本来ならば個人的な行動あるいはその痕跡で終わってしまう事柄を、一般的な知にまで高めるものなんだなあ、とつくづく思う。
目に見えない階段を作っているような感じ。
さすがに目に見えないだけあって、作り方も、作った手応えも、慣れないものにはよくわからないのだ。
もっと、練習が必要なのだ。

なんか論文作成ちゅうのは、町工場の熟練工のおっさんが修練によって手先で1ミクロンの違いを感じることができるようになった、そんな人間離れしたような技と似たような感じがするのであります。

次回の約束
「論文を書こう!その5」まででわかったことは、
「行動契約をブログに書き込むと、論文を書く行動は増える。しかし、行動契約を書き込む行動が次第に減る。」
だった。
だから今回から、結果報告にプラスして「次回の約束」を書くことにする。
次に、いつ行動契約をアップするか?
を、書くのだ。

で、次は。
私は、
11/10(火)24:00までに、次の行動契約をこのブログにアップします。
できたら、ほっとするし、
できなかったら、お詫びを書き込むとともに、どんな非道い中傷も甘んじて受け入れます。

けど、こんなブログ、誰か読んでるんだろうか?

2009年10月30日金曜日

論文を書こう!その6:再開の決意表明

実は、徳島ABA研究会ブログで、この1月~2月にかけて、「論文を書こう」という個人プロジェクトを敢行していた。こちら→

ブログで行動契約という方法で、ある程度論文の執筆を進めることができた。
けど、3月以降は研Q所への転勤が決まって「ちょっと、論文お休み」モードに入ってしまった。
自分の作業手順的には、あとほんの少しで完成までたどり着いていた。
きっと新年度になって、研Q所の生活が落ち着いたら自然に再開するだろう…。
と、思っていた。
で、今日まで、何もせず過ごしてしまった。

急に話は変わるけど、「行動分析学入門」という本は、名著である。
この本は、大学院のゼミの教科書だった。
だから、ゼミのみんなで行動的輪読?みたいなことをやって、隅から隅まで読むことができた。
非常に分かりやすく行動分析学が解説してある。
行動分析の原理、方法について、定義とその例が書かれている。
物語風のエピソードがあり、それが行動分析の用語で説明され、さらにその概念について文献をひきつつ解説が加えられ、最後には応用的な事例や考察などが紹介されている。
自分が行動分析的に物事を考える時に、最も手本としている本である。

この本に、主人公的に登場するのが「△○※豪」という人物である(”最も手本”としているわりには、登場人物の名前などは忘れてしまった)。
本の終章に近い部分で、彼を通して「論文を書かなくてはいけないことが分かっているけど、一向に取りかかろうとしない」というエピソードが語られている。
そして、この時に紹介される概念が「行動契約」だ。

行動契約については、先にリンクしたこちらに述べられているので、ここでは書かない。
”某豪”についてのエピソードは、常に誰にでも起こりうることで、現に自分にも起こっている。
「論文を仕上げなくては!」と思うけど、一向に執筆に取りかかろうとせず、ルクエスチームケースのブログを見たり、「行動は増やしたり減らしたりできる」のブログに記事を書き込んだり、してしまっているのだ。

で、ここに、ブログの読者に対して、以下の行動契約をいたします。

*** 行動契約書 *****************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
2.序論のアウトラインを再構成する。

実行期限
2009年11月8日24:00まで

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2.不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「約束守れませんでしたね」といったコメントを下さった方には,「申し訳ありません」と陳謝します。その他いかなる批判(「てめえ、ろくなやつじゃねえ」等)も、甘んじて受け入れます。

2009年10月31日12:45 いのこ
*************************

以上,パフォーマンスマネジメント・プロジェクト「論文を書こう!その6」でした。
なお,行動契約は週一回のペースで更新し,毎日曜日に実行期限を設定するようにします。

いつの間にか、「です」「ます」調になってしまっているのであった。

2009年10月20日火曜日

K浜の夜は早い

長いこと、ブログの更新が滞ってしまった。
だんだん一人暮らしになれてきてはじめのような驚きが減ってきたことと、ほどほどに仕事が忙しくなってきたこと、ヴァイオリンを弾くことに凝ってしまって帰宅後のかなりの時間をそれに費やしていること。
この辺が、滞りの理由。

今日は、研Q所のメールマガジンに原稿を書いたので、それの流用。
ではでは、ここから流用。

◆ちょっと一息 季節のたより - 秋の夜長 -
季節が巡り、研究所の周りの木々も色づきはじめました。
朝夕には、少し肌寒さを感じる日もあります。夜、研究所から帰る道すがら眺める対岸の房総の街灯りは、秋の清澄な空気のためかとても明るく近く見えるようになりました
"秋の日はつるべ落とし"といいますが、
3月まで徳島で生活していた私には、東日本の日の入りの早さに驚きます。体感的には、ひと月ぐらい季節が先に進んでいるよう。「実際にはどうなんだろう?」と思って調べてみました。
2009年の11月1日に、横浜市では"16:47"
に日の入りを迎えます。同じ日に徳島市では"17:09"に日の入り。なんと22分の差がありました。さらに驚くことには、徳島市の一年でもっとも遅い日の入り時刻は、12月5日頃の"16:52"です。横浜の11月1日よりも5分も遅い!やっぱり徳島は日が長かったんです。ちなみに12月5日頃、横浜市では"16:28"に日の入り。
日本は広いですね。"秋の夜長"をしみじみと感じる、
今日この頃です。

流用終わり。
本当にY浜、K浜地域は、日が短い。
なんかちょっと損をしているような感じもする。
しかし、よく考えてみると、朝はその分早く夜が明けているわけで、早起きしない方が悪いと言えば悪いのだ。

アメリカでは、東部時間とか中部時間とか、デイライトセイビングタイム(いわゆるサマータイム)とか、様々な時間帯が存在していてそれが普通だった。
日本から旅行に行くと、何となく奇異な感じがしたもんだった。
でも、日本国内にもこんな時差が存在していたのだ。

基本的に明るいのが好きな私は、”16:28”の日の入りを想像しただけで憂鬱になる。
新政権には、「K浜標準時」というのを導入してもらうように、ぜひ進言したいもんである。

ちなみに、各地の日の出・日の入りの時刻がわかるサイトは、こちら

2009年10月7日水曜日

ヨコサン:ポイント5倍の日

徳島にキョーエイというスーパーがあって、KYO2(キョーツー)カードというのを発行している。

時々、「ポイント10倍の日」みたいなのをやっていたけど、「どうせ自分はKYO2カード持ってないし、関係ないわ」と思っていた。
「ポイント」とか「○倍の日」とかには、一生関わりがない人間だと思っていた。

ところが、K浜に来て状況一変。

この前の土曜日に、たまたま冷蔵庫が空っぽになったので、ヨコサンに買い物に行った。
すると。
駐車場に車がぎっしり。
は?なんじゃ、こりゃ?
店にはいると、「本日ポイント5倍の日」の幟が。
そして、今まで見たこともないような客の山、山、山…。
レジの前に、長蛇の列、列、列…。

以前の自分であれば、
「こら、あかんわ。イオンいこ。」
と、即座に店を出ていただろう。
しかし。
今は、ヨコサンポイントカードを持つ身。
この機会を逃す手はない!

何せ、ポイントを溜めると500円券をくれるのだ。
これまで2回ももらっている。
1000円もトクした。すごい!!
これまで500円券をもらうために、けっこう日数がかかったし、買い物もいっぱいせなあかんかった。
ところが!
今日は、ポイント5倍なのだ!
「今までの1円が、今日は5円!たくさん買わなくては、損だ!ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。がるるるる。」
周囲にいるオバハンと同じ、野獣の眼になる。

商品を前に、いつものようにセール品に手を出そうとする。
「いかん!今日は、高いもん買った方が、ポイントも高いのだ。…。けど、お金もったいないしなあ。」
何がトクなのかだんだん分からなくなる。
随伴性の綱引きである。
いつもの5倍疲れる。
「疲労5倍の日」だ。

そして、長蛇のレジに並ぶ。
前のオバハンは、列に並びながら、なおかつ米だの醤油だの、手の届く商品をカゴに入れている。
「この人も、罠にはまっている」
と、罠にはまった本人が思う。

レジのおばちゃんが、全ての客に律儀に
「ポイントカードお持ちですか?」
と、尋ねている。
分かり切ったこと、聞くな!!
ポイントカード持ってないやつが、今日、この店に来るわけないんじゃ。ワレ!

ところが…。
居るのである。
ポイントカード持ってないやつが。
若ーい男の子とか、単身赴任のおっさんとか。
無意識に
「あほちゃうか?」
と、そっちを見てしまう。

これが、つい半年前まで
「ポイントとか、○倍の日とかには、一生関わりがないの、ボク。」
と、思っていた男の、なれの果てであった。

げに、行動は環境との関わりで増減する。
「思う」と「する」は、別である。

2009年10月2日金曜日

シリーズ「戦う」その7:電波時計と戦う!

前にも書いたように、時計はぴったり合っているのが好きなのだ。

秒針がNHKの時報とぴったり。
これが理想だ。
だから、電波時計を買っているのだ。
電波時計は、とにかく信頼しているのだ。

徳島で使っていた電波目覚まし時計なんて、わざわざ高松の三越まで行って買ったのだ。
Yコサンとか、Yマダ電機とか、シモジモのもの、控えおろう!!
三越さまなのだ。
さすがに、三越さまの電波時計は正確で、時報と寸分の狂いもなかった(時計はシチズン製で、べつに三越で作っているわけではないのだが)。

で、前にも書いたように、K浜でも目覚まし時計と腕時計の両方とも電波時計を購入した。
このうち目覚まし時計は、電波時計のくせに狂う、ということも前に書いた。
頼りになるのは、腕時計だけ。
…のはずだった。のに。

9月下旬に、宇都宮で学会があった。
その初日。
朝起きて、さあこれから宇都宮いくぞー!!おー!!
フト見ると、腕時計が止まっている。
ありゃりゃ?
さては電池が無くなったか。
頼りにしとったのに。
腕時計って、着けていると暑苦しいしそんなに見るわけでもないんだけど、無くなると何となく不安。

宇都宮の駅前で、1000円の時計(写真)を購入して、学会は何とかやり過ごす。1000円とはいえ、最近の腕時計って正確なのだ。
K浜に帰ってからも、1000円時計で別に不便は感じないので、電波時計はほったらかしで、もっぱら1000円時計ばっかり使っていた。
今から思えば、これがいけなかったのかもしれない。

おとといになって、やっと電波腕時計の電池交換をしよう、と思い立った。
Kインズホームに行って、電池を交換してもらう。
258円。
安っ。
工賃はいらんのか?
とにかく、頼りになる電波腕時計さんが元気になってよかった。

と、ここから電波時計の逆襲が始まった。
いっこうに電波を拾わないのである。
否。電波を中途半端に拾うのである。
電波受信の操作をすると、ぐりぐりと針が回り始める。
電波に飢えているのだ。あさましい。
で、針が止まる。

「???」
8時37分のはずなのに、とんでもない「6時23分」みたいな時刻を指して平然としている。
なおかつ、ハラ立つことに、秒針はぴったりだ。
「なんや、こいつ、喧嘩うっとんか?」
もう一回、電波受信。
ぐりぐり、ぐりぐり。
「7時12分、秒針ぴったり」
あほ!今は9時3分じゃ!!

宿舎は電波を拾いにくいのかなあ?
ということで、翌日、職場の研Q所に持って行って、電波受信!
ぐりぐり、ぐりぐり。
「はい、7時43分です!」
あほ!10時31分じゃ!
ぐりぐり…。
「8時54分?」
10時45分す。
うう。
これは、テロか?
もう、何がなんだか。
どうやりゃ、合うんじゃ?

で、今朝。
車の中だったら電波拾うだろう。と思い、出勤直後の車の中に、ぐりぐり時計を残して行った。
夕方、車に乗って、そーーーーっと見てみると。
おお!合っている。
奇跡じゃ。
神のご加護じゃ。

写真は、やっとぴったり合った電波腕時計さま。

それから、やっぱり怪しく2分ぐらい進んでいる「あほ目覚まし電波時計」
斜め下においた腕時計と、よーく見比べてごらん。

2009年9月30日水曜日

行動は増やしたり減らしたりできない…!?

このタイトルは、自己矛盾だ。

でも、そう簡単に行動は増やしたり減らしたりできない。ことが多い。
最近、よくそう思う。

徳島にいる時は、環境が一定で「明日のこと」や「1週間先」のことが十分予測できることがほとんどだった。
K浜に来て半年。
この間、上司に、
「もう、慣れましたか?」と尋ねられて、
「えー、あー、うー…はい?
と、変な答え方をして笑わてしまった。

すぐに答えられなかったのは、
「えー、あー、うー…」
と言っている一瞬の間に、
「“慣れる”というのは、具体的にどういう状況を表す言葉なんだろう??」
という抽象具体分析をやっていたからだ。
もちろん、そんな一瞬で答えが見つかるはずもなく、
さすがに「いいえ」と答えるのは、ソーシャルスキル的に不正解であることぐらい私にも分かるので、
はい?
みたいな返事になった次第。

話がそれた。
とにかく、K浜の生活では「予測が立たない」ことが多いし、ルーチンで処理できずいちいち「真剣に考える」ことを要求される。(あ゛。これが「慣れてない」状態なのね。orz)
で、タイトルに戻るのだが、
「やっぱ、落ち着いて生活できんと、行動増減の操作どころではありまへん」
というのが実感。

保育士さんや小学校の先生たちの教育相談では、
「この子の、これと、これと、アレと、この行動を減らして欲しいんです!!です!!です!!」みたいな依頼を受けることが多いけど、
「そりゃ、無理でしょ」
と、思ってしまうことが多い。
大概、対象の子は家庭でも学校でも生活がむちゃくちゃで、何をやっても叱られてばっかりだったりする。
「やっぱ、落ち着いて生活できんと、行動増減の操作どころでありまへんがな」
ワシと一緒じゃ!!

だが、しかし、
「まず、生活を安定させましょう」
なんてアドバイスしても、
「はあ?(何言うとんじゃ、こいつ)」
と、つれない返事。
もうちょっと具体的に、
「ほめる回数を増やしましょう」
というと、
「ほめるところは、ありません!」
と言い切られる始末。

ま、極端な例ですが、ありがちなパターン。
子どもは、アリ地獄に落ちたようなもんですな。

ふと、気がついたら、
愚痴ばっかり書いている。
いかん。
バイオリンでも弾いて、気晴らししよっと。

2009年9月13日日曜日

Excel病

最近、仕事でExcelを使う時間が長くて、ひどい時には朝9時~夜8時まで見ていることがある。

途中1時間ぐらい食事しているだけだから、10時間連続Excelである。
こうなると、世の中の格子状の模様が全てセルに見えてくる。
何かそこに数字を入力したくなってしまう。
病気だ。

夜寝ている時に、突如「IF式」が思い浮かんだりする。
Excelには様々な関数式があって、IF式もその一つ。
これは、ハマると相当面白い。
「もし、A1のセルが"男"だったら"1"を、そうじゃなかったら"0"を表示しなさい」
みたいなのを、
「=IF(A1="男",1,o)」
と、書く。
一般の人は「これの何が面白いのか?」理解できないと思う。
(この間まで、自分もそうだった)
だが、ひとたびExcel病にかかると、中毒症状が出てくる。
最近は、病気が重症化しているので、
「もし、ホニャララのセルが"男"または"犬"だったら、ホニャララの計算結果を、そうじゃなかったらホニャララがホニャララでない時、ホニャララまたは…」
みたいな複雑なIF式を書いて、自動計算させて、
「ホー」
と悦に入っていたりする。

新聞を見ていても、病気の症状が発現する。
「温室効果ガスを90年比25%削減!」
90年の温室効果ガスの排出量って、どうやって計算したんだ?
25%削減したと、どうやって証明するんだ?
ロウデータ見せてくれ!
「テストどう? 答えはいつも アラフォーさ!(サラリーマン川柳より)」
このテストは、何点満点なんだ?
「x<アラフォー<y」
xとyに入る数字は、いくつだ?
なんで、テストは100点満点が多くて、97点満点はないんだ?
どうして百分率なんだ?百二十三分率はないんだ?
なんで人間の指は5本×4なんだ?
なんで、なんで、…

病気は、重症である。

2009年9月4日金曜日

ルクエ スチームケースの巻

いやあ、やっぱり学校で長年勤めると、夏休みは1ヶ月きっちり取ってしまう。
ブログを見て下さっている皆さん。
長らくお待たせしました。
っていうか、だーれも見てなかったりして。
消去。
で、こちらは自発的回復。か?

今回は、これ。
ルクエ スチームケース
電子レンジでチンするだけで、蒸し料理ができるというすぐれもの。
油も使わないし、野菜も大量に食べられるし、洗いもんは少ないし、料理の時間は短いし。
紹介文には、夢のような言葉が並んでいる。
ほんまか?

3日ほど前に手に入れたので、さっそく料理に使ってみた。
我が家にやってきたスチームケース。
えぐい色だ。
ほんまに、おいしいのか?








野菜、きのこ、鶏肉をチンしてみた。
見た目はともかく、味は非常においしい。
料理も簡単。
洗いもんも少ない。
あれ?広告みたい。






朝、弁当用に作ったオムレツ?
時間をかけすぎたのかちょっと固めだったけど、味はおいしい。









カボチャ。
8月の末にもらって、どうやって料理したらいいのか分からず、台所の隅で転がっていたのをチンした。
これは、なんか水っぽい。
長い時間回しすぎたか?



スチームケースの感想。
まあ、広告に偽りはない。
食材を切って、ケースに入れて、チンすればいいので、簡単。
含まれる行動連鎖の数が少ない。
あとは、食材によってチンする時間が違うようなので、その辺を研究である。

2009年8月16日日曜日

ブログ夏休み中

現在夏休みで、徳島に帰省しております。
ブログの更新も、ちょっとお休み中。
8月下旬に再開予定です。
読んでくださっているみなさん。
すみません。
しばしお待ちを。

2009年7月31日金曜日

シリーズ「戦う」その6:「湿気」と戦う!

三種の神器と言えば鏡、玉、剣である。
テレビ、洗濯機、冷蔵庫と言えば、家電三種の神器である。
古いけど。

K浜のMK省宿舎の1階で三種の神器と言えば…。
除湿器、除湿器、除湿器である。
1種しかないやないかい!
あまりの重要度に、あとの2種が思い浮かばない。
除湿器は、K浜の人が発明したんじゃないか?と思うぐらい、必需品。

毎晩寝る前に、どこかの部屋に除湿器を設置して、6時間タイマーをかけて回しておく。
さらに、朝出勤前に、別の部屋に除湿器を設置し直して、6時間タイマーをかけて回しておく。
終日、二交代でフル稼働である。
こういうの、行動分析では「強化」って言うんですね。

強化された行動は「除湿する」。
当然、先行条件は「K浜、MK省宿舎、1階、梅雨(いつになったら明けるんじゃ!)、やがてカビ、…」などが想定される。
後続条件は、
さらっとした畳(↑)、
電気代(やや↓)、
やがてカビの不安なし(↑)、
かび臭さあり(-効果なし)、
どっさり、ほんまに、どーーーっさり取れる水分(↑↑↑)、
などなど…
です。

ほら、毎日毎日、こーんなに(5㎝)取れるんですよ。
いったい、この水はどっから来てるんだ?

2009年7月22日水曜日

東京大学安田講堂に行った

今日は都内で仕事。
朝からJRで出かける。
何と、あの、東京大学の安田講堂に行くのだ。

何を隠そう、私はカクレ学生運動史ウォッチャーなのだ。
あんまり大したことは知らないけど。
安田講堂と言えば、あの東大安田講堂事件の安田講堂だ。
なんか、考えただけでわくわくする。
大体、東京大学に行くのも初めてなのだ。
もう、朝からお上りさん状態である。

本郷3丁目で地下鉄を降り、いざ東大へ。
ところで東大っちゅうのは、徳島ではラーメン屋の名前なのだ。
関係ないけど。

赤門に到着。
お上りさんはさっそく写真撮影。
構内の建物は黄土色の煉瓦で統一されている。






建物の装飾なども、何様式かは知らないけど、統一感がある。
やっぱり、お金かかっとんな。







ハーバード大学を見に行った時のことを思い出した。
ハーバードも赤煉瓦で統一されていて、おっきな木が生えていた。
けど、東大ほど建物が密集していなくて、広々していた。
まあ、日本は狭いから。



やがて、三四郎池の縁を回ると、あの安田講堂が見えてきた。
思っていたより小さい。








テレビや写真で見て、もっと巨大なのかと思っていた。
けど、やはり実物は迫力満点。
お上りさんは、さっそく写真を撮りまくる。







今日は、大講堂でお仕事だったので、なんと中まで入ってしまった。
仕事はごくごくお堅い内容であったので、講堂内部の写真はございません。
けどレトロな雰囲気の、とても落ち着いた講堂でした。
ここで機動隊と学生の攻防戦があったんだなあ。
内装のレトロさが、その時代の空気を今に伝えている。

安田講堂の入り口は、この建物の3階だそうで、前庭の地下すなわち1・2階部分に学食がある。
昼ご飯は、その学食の赤門ラーメンというのを食べた。
なんか、担々麺みたいで、けっこうおいしい。

休憩の時に、三四郎池に行ってみた。
ここが東京の真ん中か?と疑うほど、鬱蒼とした森。
亀や鯉が泳いでいる。
いかにも自然な感じに見える池だけど、たぶん手入れが行き届いている。
お金かかっとんな。



さすが、東京大学。
ここだけずるい、感じもする。
ちょっと分けて欲しいような気もする。
お上りさんは、さもしい限りである。

by tensuinoko