2009年7月31日金曜日

シリーズ「戦う」その6:「湿気」と戦う!

三種の神器と言えば鏡、玉、剣である。
テレビ、洗濯機、冷蔵庫と言えば、家電三種の神器である。
古いけど。

K浜のMK省宿舎の1階で三種の神器と言えば…。
除湿器、除湿器、除湿器である。
1種しかないやないかい!
あまりの重要度に、あとの2種が思い浮かばない。
除湿器は、K浜の人が発明したんじゃないか?と思うぐらい、必需品。

毎晩寝る前に、どこかの部屋に除湿器を設置して、6時間タイマーをかけて回しておく。
さらに、朝出勤前に、別の部屋に除湿器を設置し直して、6時間タイマーをかけて回しておく。
終日、二交代でフル稼働である。
こういうの、行動分析では「強化」って言うんですね。

強化された行動は「除湿する」。
当然、先行条件は「K浜、MK省宿舎、1階、梅雨(いつになったら明けるんじゃ!)、やがてカビ、…」などが想定される。
後続条件は、
さらっとした畳(↑)、
電気代(やや↓)、
やがてカビの不安なし(↑)、
かび臭さあり(-効果なし)、
どっさり、ほんまに、どーーーっさり取れる水分(↑↑↑)、
などなど…
です。

ほら、毎日毎日、こーんなに(5㎝)取れるんですよ。
いったい、この水はどっから来てるんだ?

2009年7月22日水曜日

東京大学安田講堂に行った

今日は都内で仕事。
朝からJRで出かける。
何と、あの、東京大学の安田講堂に行くのだ。

何を隠そう、私はカクレ学生運動史ウォッチャーなのだ。
あんまり大したことは知らないけど。
安田講堂と言えば、あの東大安田講堂事件の安田講堂だ。
なんか、考えただけでわくわくする。
大体、東京大学に行くのも初めてなのだ。
もう、朝からお上りさん状態である。

本郷3丁目で地下鉄を降り、いざ東大へ。
ところで東大っちゅうのは、徳島ではラーメン屋の名前なのだ。
関係ないけど。

赤門に到着。
お上りさんはさっそく写真撮影。
構内の建物は黄土色の煉瓦で統一されている。






建物の装飾なども、何様式かは知らないけど、統一感がある。
やっぱり、お金かかっとんな。







ハーバード大学を見に行った時のことを思い出した。
ハーバードも赤煉瓦で統一されていて、おっきな木が生えていた。
けど、東大ほど建物が密集していなくて、広々していた。
まあ、日本は狭いから。



やがて、三四郎池の縁を回ると、あの安田講堂が見えてきた。
思っていたより小さい。








テレビや写真で見て、もっと巨大なのかと思っていた。
けど、やはり実物は迫力満点。
お上りさんは、さっそく写真を撮りまくる。







今日は、大講堂でお仕事だったので、なんと中まで入ってしまった。
仕事はごくごくお堅い内容であったので、講堂内部の写真はございません。
けどレトロな雰囲気の、とても落ち着いた講堂でした。
ここで機動隊と学生の攻防戦があったんだなあ。
内装のレトロさが、その時代の空気を今に伝えている。

安田講堂の入り口は、この建物の3階だそうで、前庭の地下すなわち1・2階部分に学食がある。
昼ご飯は、その学食の赤門ラーメンというのを食べた。
なんか、担々麺みたいで、けっこうおいしい。

休憩の時に、三四郎池に行ってみた。
ここが東京の真ん中か?と疑うほど、鬱蒼とした森。
亀や鯉が泳いでいる。
いかにも自然な感じに見える池だけど、たぶん手入れが行き届いている。
お金かかっとんな。



さすが、東京大学。
ここだけずるい、感じもする。
ちょっと分けて欲しいような気もする。
お上りさんは、さもしい限りである。

2009年7月16日木曜日

シリーズ「戦う」その5:「カビ」と戦う!

とにかく、湿気ている。
K浜の町全体が、じっとりと水分と塩分を含んでいる。
今週から梅雨明けし、突然気温が高くなった。
カビというのは、温度と湿度の条件が整うことによって、爆発的に発生する。
湿度はこれまでも十分だったのだが、どうやら温度の条件も整ったようなのだ。

徳島でいるときには、もちろん家事をしていなかったこともあって、カビと対面することなどめったになかった。
よしんば対面したとしても、見なかったことにしていた。
ここでは、目をそむける訳にはいかない。

今朝のこと。
いつものように、朝食と弁当を同時進行で作っていた。
そして、昨日洗った竹串を水屋に片付けようとした時…。
ぎょ。ぎょぎょ。
竹串を入れてあるかごに、青カビが発生しているではないか!!
その辺り一帯が、ちょっとした日本庭園風に青みを帯びている。
頑固にこびりつくタイプでなく、ふわーっと菌糸漂う柔らかーい感じのカビ。
ひえーっ。
すぐさまかご、竹串等をゴミ箱に捨て、それから水屋のものを出し、壁面や棚板、天板などを水ぶきする。
これはあくまでも応急処置。
もっと徹底的に対処したいのはヤマヤマであるが、時間が来たのでやむなく出勤。

仕事の合間に、しっかりとgoogleでカビ対策グッズを検索する。
勤務時間が終わるとカインズホームへ直行!
さっそく「アルコール除菌」のスプレーを購入する。



さて宿舎に帰って、水屋と格闘である。
中のものを全て出し、買ってきたアルコール除菌スプレーで、除菌する。
ほんまに除菌できとんか?
よーわからんけど、あまりのアルコール臭さに半分酔っ払ってくる。
ういー。

水屋みたいな、湿気たものを収納することが予想される場所には、シートを敷くと良いのだ。
という仕入れたての情報を元に、防湿シートみたいなものを寸法に切って、ひたすら敷き詰めていく。
そういえばK浜に来たとき、妻が押入れにシートを敷いていたっけ。


シートを敷き詰め終わったら、再びものを水屋に入れる。
ただし食器はかびていると嫌なので、流しに全部並べて一気にアルコール消毒する。
またぞろ、酔っ払い状態になる。ういー。

これで一応、カビとの戦い第1弾は終了したが、今後の展望は決して明るいものではない。
これからもっと暑くなるし、湿気るし。
お盆前後には、まとまって家を空けることだってあるのだ。
帰ってきたら家中カビだらけ、なんて想像するだに恐ろしい。
憂鬱。

ただひとついえることは、
毎晩のように飲んでいるので、体内のアルコール消毒は完璧だということ。
こりゃこりゃ、である。

2009年7月14日火曜日

スーパーアリの巣コロリ

ごく小さな、ケシツブみたいなやつだ。
これ。

流しの上を歩き回るので、料理をしていると食材と混ざりそうになることもあり、うっとおしい。どうにかしたい。
「アリ 退治」みたいKey Wordでググって見ると、「スーパーアリの巣コロリ」が良く効くことがわかった。
早速、イオンに買いにいく。

これだ。
アリの巣コロリというヒット商品を、より強力にしたものらしい。
2パック入り。
お得だ。

さっそく宿舎に帰って、設置。
保護シートみたいなのを「エイやっ」と外して、さっそく設置しようとしたところ…。
「ざざざ、バラバラバラ」
変な音がしたと思うと、アリの巣コロリから毒エサが、大量にこぼれだしている!??

ありゃりゃ?
←こぼれた毒エサ。

きっと注意書きには、
「ななめにしないで下さい。薬剤がこぼれます。」
的なことが、書いてあったに違いない。
ところがどっこい。
こちとら、不注意優勢型AD/HDときている。
商品の注意書きなど、読むわけがない。

そこらじゅう毒エサだらけ。
料理をする唯一のスペースに、毒エサ。
さすがに、気色悪い。

で、毒エサは掃除して、いよいよアリの巣コロリ設置の儀。
今回は、食器立ての下に配置してみた。
さて、どうなることやら。
効果については、またいずれ。

P.S.
アリの巣コロリ設置後、1時間経過した頃、でーっかいゴキブリが台所をゆっくりと歩いている。
すぐさま、スリッパで打撃させていただき、あえなく御昇天。
わりと動作がゆっくりだった。
思うにゴキちゃんは、アリの巣コロリの毒エサを食べてしまったのだろう。
で、全身に毒が回り、すばやい動きを封じられてしまったのだ。
そうに違いない。

2009年7月13日月曜日

阿波弁は消えるのか?

生まれも育ちも徳島である。
生粋の阿波弁しかしゃべれない。
そんな人が、SHO南弁の町に来てしまった。

K浜の町の人たちの言葉を聴くと、初めの頃はケンカしているのかと思っていた。
この町の人は、全員怒っているのか?
町を歩けば、あっちでもこっちでもケンカ。
えらいところにきた。と思った。

けど。
まあ、そんなわけはないわけで、別にこちらの人がのべつケンカしているわけではない。
日が経つにつれて、だんだん慣れてきた。
SHO南弁を聞いても、違和感を感じなくなってきた。
その頃から、である。
頭の中に浮かぶ言葉に、ときどきSHO南弁が混ざるようになってきたのは…。
内言が、変化してきたわけである。
「ナントカでさー」「ナントカなんだよね」みたいなのが、頭の中で聞こえるのだ。
気色わるー。

同時に、自分のしゃべる言葉が変化してきた。
特に影響を受けているのが、「ほ」と「けん」。
阿波弁が関西弁と大きく異なるのが「ほ」と「けん」だ。
「それ」が「ほれ」、「そこ」が「ほこ」。
「~やから」が「~やけん」。
「そやから」が「ほなけん」、「そやけど」が「ほなけど」。
「あ、ほーですか」
べつに、「あほ」というわけではない。「あ、そうですか」の意。

こちらでも関西弁は、広く受け入れられている。
大阪のお笑い芸人さんの威力である。
そのおかげで、アクセントについてはあんまり違和感を感じない。
ただ、「ほ」と「けん」を避けてしゃべろうとする自分に気づく。
「あ、そー(ほう)ですか」「~だから(やけん)、~ですね」
弱化である。
どんな随伴性が機能しているのか。
「ほ」と「けん」が、消えていく…。

あ、そうそう。
「じゃ」も消えます。
「あ、そうだ(あ、ほうじゃ)」
「あほ」ではない。

2009年7月8日水曜日

お弁当シリーズ

ほぼ毎日、弁当を持って職場に行く。
というわけで、毎朝、弁当を作っている。
とても、自分のすることとは思えない。
「思いがけない行動の理由」は、杉山尚子先生の本の題名だが、まさにその通り。
「思っている自分」が自分の全てと思いがちだけど、決してそうではない。
要は、行動が起こるか、起こらないか、だ。

で、その証拠に、お弁当シリーズ。














2009年7月4日土曜日

〆切マネジメントツール

今週は月~木まで連日都内への出張で、すっかりブログの更新が途絶えてしまった。
片道2時間の通勤は、生まれて初めての経験だ。
満員電車も、体験した。あー、しんどかった。

さて。
高速に仕事をこなしたいのは、世のビジネスマンの願いである。
しかし、思っていてもそう「しない」のが、行動の常。
めざすは「高頻度行動のセルフマネジメント」だ。

高頻度行動は、やがて〆切が近いことが弁別刺激として明示されている状況で起きる。
例えば、
歩行者信号が点滅をはじめると、走り出す。
JRやK急で「ドア~を~閉め~ま~~~す」とアナウンスされると、走り出す。
イオンでタイムサービスが始まると、目を皿のようにして商品を検索する。

自分の行動を高頻度化させようというセルフマネジメントにおいても、この原理は同じ。
要は〆切を設定して、弁別刺激を提示すればいいのだ。

で、これ。
透明時計 ThroughClock

デスクトップにアナログ時計を表示するフリーソフトだが、かなり高機能である。
デザインも自由にカスタマイズできる。
しかし、何といっても強力なのは、そのアラーム機能。

設定時刻にアラームを鳴らすだけでなく、Windowsの動作も設定できる。
設定できる動作の中に「Windowsを修了後、電源を切る」というのがある。
これは、恐怖だ。
このアラーム設定をしたが最後、時刻が来ると有無を言わさず電源が落ちるのである。

実は今、この書き込みに〆切を設定している。
現在時刻8:10で、〆切時刻8:20である。
8:20になると、電源が落ちてしまい書き込みがパーになる。
で、チョー高頻度行動が生起する。
という仕組み。

透明時計では、アラーム音にWindowsのサウンドだけでなく、MP3やmidiファイルを設定できるので、恐怖感をあおる演出をアレンジできて楽しい。
現在のアラーム音は「ゴジラのテーマ」。
8:20になると同時に、「ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダダダ、ダダダ、…」とゴジラのテーマが流れ、電源が落ち、書き込みがパーに…。

あー、急がないと。汗

by tensuinoko