2010年1月31日日曜日

論文を書こう:ちょい、ギブアップ

ごめんなさい。
本業が忙しくて、こっちの論文に着手できません。
「ロープ、ロープ!」

2月15日が、本業の締め切り日なので、2月15日24:00までに、次の行動契約を入力します。

2010年1月24日日曜日

論文を書こう!その18

“全体を整えて、師匠にコメントを依頼する”

の“全体を整える”ところで、ちょっと難渋している。

とりあえず、以下の作業は完了。
・校正作業ファイルから、校正済み原稿部分を抽出し、別ファイルを作成した。
・さらなる校正ポイントを発見→方法セクションの「原因・解決策記入テストの評価基準」および「原因・解決策記入テスト解答の評定」の記述の校正と図の作成

次は、
来週、2010年1月31日(日)24:00までに、
方法セクションの「原因・解決策記入テストの評価基準」および「原因・解決策記入テスト解答の評定」の記述を校正し、図を作成する。

2010年1月22日金曜日

foolproofの思想

最近、"fool proof"という言葉が、頭に浮かぶ機会が多い。
"fool proof"とは、「人はふつう、あほみたいなミスをする。」ということを前提に置く考え方。
"fail safe"も、この仲間。
他人からなんらかの行動を引き出そうと仕掛ける人が、個人攻撃の罠に陥らないための知恵だ。

どんな時にこの言葉が頭に浮かぶかというと、
研Q所で、事務書類を提出する時。
事務書類ほど"fool proof"から、ほど遠いものはないのだ。

事務書類を設計する人は、
"人類の全てが事務処理用語を理解する"
という前提に立っているとしか思えない。
「職務の級」ってなんじゃ?
「職員コード」って電線みたいなもんか?断線とかするん?

人はふつう、あほみたいなコトしか、考えない。
楽しく書ける事務書類。
だれか、つくって下さい。

2010年1月17日日曜日

論文を書こう!その17

書けたっと。

(ここから)
和文要約
本研究では、保育士研修における研修効果の客観的な測定方法を検討した。対象は、障害児保育研修会に参加した保育士10名であった。研修の前後に、発達障害や応用行動分析に関する用語テスト、および問題行動の原因推定と解決策の記述テストを行った。用語テストの正答率は、研修後に有意に向上していた (p<.01)。本研究で用いた問題セット間の多層ベースライン計画は研修効果の評価方法として妥当性があると思われる。原因推定スピード、原因推定カテゴリ数、解決策の正答率は、研修後に有意に向上していた(それぞれp<.05、p<.05、p<.05)。保育士の問題解決的な思考力について,これらの指標から客観的な評価が可能であることが示唆された。

キーワード
保育士、気になる子ども、研修効果の測定、問題解決的思考力、応用行動分析
(ここまで)

次は、
全体を整えて、師匠にコメントを依頼する。
ただし、師匠は今猛烈に忙しそうなので、コメントがいつ返ってくるかは不明。
とにかく、1月24日(日)24:00までに、コメントを依頼する。

2010年1月14日木曜日

シリーズ「戦う」その8:ブレーカーと戦う!

寒い。

地球温暖化なんのその。
全国的に寒い。
暖冬の反対なのだ。
当然、消費電力上がりっぱなし。

宿舎帰る。
電灯つける。
エアコンつける。
「うう、さぶっ。」という。
「あ、お酒の澗しよっと。」
電子レンジつける。
カチッ。
ブレーカー落ちる。

朝起きる。
「うう、さぶっ。」
エアコンつける。
電灯つける。
テレビつける。
「あ、お茶わかそ。」
電気ポットつける。
カチッ。
ブレーカー落ちる。

うりゃー!!
いったい、どうなっとんじゃーーー!!
おんどりゃーーー!!

何せ、容量20A(アンペア)である。
K浜宿舎は。
今時、一般家庭でも50Aは入ってまっせ。

エアコン(10A) +電灯×4ヶ(3A) +電子レンジ(8A) =ハイッ!おしまい。カチッ!
エアコン(10A) +電灯×3ヶ(2A)+テレビ(2A) +電気ポット(6.5A)=さよーならー。カチッ!
って、おまえ。なめとんのか!
電熱系家電は1ヶしか使えん決まりか?
これって、なんかの罰ゲーム?

これが、にっくきブレーカー。

そして、毎日出動する懐中電灯さま。
後ろのハンドルを回すと、蓄電するすぐれもの。

2010年1月12日火曜日

一本とられた話

電車の先頭車両の一番前の席は、うちらのギョーカイでは「自閉席」と呼ばれている。

自閉症(スペクトラムも含めて)の人が、この席に座っていることが多いからだ。
かくいう私も先頭車両が大好きで、10回電車に乗るうちの7~8回は乗っている。
たぶん、私にもある部分スペクトラム的な要素があるからだろう。
けど、自閉席にはめったに座らない。
もっと色の濃い人に譲るためです。

で、話は、この間の日曜日である。
免許更新のために、二俣川という町に出かけた帰り。
横浜から電車でK浜に向かって帰る途中。

結構時間があったので、普通電車乗った。
何を隠そう、私は快特や急行よりも、普通電車の方が好きなのだ。
時間があれば、好んで乗る。
そして、いつものように先頭車両に乗った。
普通電車は、普通、空いている。
けど、その日は妙に混んでいた。
で、私が嫌いな「小学生の群れ」が、たくさん乗っていた。

私は「知らない子」が嫌いだ。
教員のくせに、である。
もう一つ言っておくが、「知っている子」で嫌いな子は1人もいない。
つまり「知らない子は全員嫌い」で、「知っている子は全員嫌いではない」のだ。
つまり、初めて会う子どもは「全員嫌い」なのだ。
何一つ矛盾はない。

話を元に戻して、その日の先頭車両には、大っきらいなガキんちょがたくさんいた。
とある駅に着いた時、自閉席に座っていたおばあさん(この人は別に自閉症ではない)が降りようとした。
すると、ガキんちょの何人かが、われ先に自閉席に座ろうとしておばあさんを押しのけるという狼藉に出た。
おばあさんも周りの大人(私も含めて)も「なんちゅうこと、すんねん。このガキ!」と心で思いつつも、コトを荒立てずに見過ごそうとしたその時である。

「こらあ、静かにしないとダメだぞ。周りの人に迷惑だぞ。」
ど真ん中、直球の叱責。
全然気付かなかったけど、自閉席に本物の自閉症の人が座っていて、この人が叱責の主だった。
ガキんちょも、びっくりして、
「あ、すみません。」
と神妙にしている。

「こらあ、静かにしないとダメだぞ。周りの人に迷惑だぞ。」
さすがに自閉症だけあって、謝っているガキんちょにお構いなく何べんも同じ叱責を繰り返していたけど、完全に一本とられました。
周りの大人たちも全員、「一本とられた」と思っていたはずだ。
彼の行動の方が、当然あるべき「大人の姿」だからである。
その行動は、尊敬に値する。

「自閉症は社会性の障害だ」といわれている。
けど、自閉症の人の方が明らかに社会的に正しい行動をして、自閉症でない人がそれをしないとしたら、社会性っていったい何じゃ!
と、自分にとても腹を立てながら、思った出来事でした。

2010年1月11日月曜日

論文を書こう!その16

書けた!

(以下の通り)
 これまでに報告された保育士および教員研修の効果査定に関する研究を概観すると,事後アンケートを用いて効果査定を行ったものが多い(足立・畑山,2006;遠藤・徳田,1996;三井,2001;佐藤,2005)。しかし、これらはあくまで研修会参加者の主観的評価であり,研修効果を客観的に査定するものとはいえない。一方、研修の前後における参加者の変容を明らかにし効果査定を行った研究もいくつか見られるが、それらにおいても知識のみの査定であったり,対照群が設けられていない,研修対象が少数である,査定方法の詳細が明らかでないといった様々な問題点が見られる(後藤・小林・斎藤,2003;小林・後藤・斎藤,2003;菅野・小林,1997;大羽・井上,2007; 志賀,1983;重成・井上・山口,2003)。比較的規模の大きな研修会において,研修前後の参加者の変容をとらえる従属変数を明らかにし研修効果を査定する試みは,効率性と有効性を両立する研修プログラムの開発には欠かせない要件であろう。
 この研究では、保育士の「気になる子どもへの対応力」を「発達障害の特性、指導法に関する知識」「行動分析学に関する知識」「問題行動に対する原因推定と解決策立案の能力」と規定して研修プログラムを作成し、受講生70名程度の研修会を実施した。「発達障害の特性、指導法に関する知識」については、野呂(2006)も指摘するようにその必要性はいうまでもなく、この数年間に保育士や教員向けの書籍が多数上梓されている(例えば市川,2006;佐々木,2006)。また、「行動分析学に関する知識」についても、発達障害も含めて様々な問題を行動の増減という視点から解決に導くテクノロジーとして、多くの参考書が出版されている(例えば島宗,2000;服巻・島宗,2005;山本・池田,2007)。
 「問題行動に対する原因推定と解決策立案」を導く方法として、問題行動の機能分析に基づく積極的行動支援(Positive Behavioral Support)の有効性が報告され(平澤・藤原,2001;平澤・藤原・山根,2005;大石・高橋,2006)、問題行動の生起要因をいくつかの典型的な機能に分類するような研修プログラムも存在する(Iwata,Wallace,Kahng,Lindberg,Roscoe,Conners,Hanley,Thompson,& Worsdell,2000;Moore,Edwards,Sterling-Turner,Riley,Dubard,& Mcgeorge,2002;Magg & Larson,2004;Wallace,Doney,Mintz-Resudek,& Tarbox,2004)。しかし、保育場面で幼児が示す問題行動の原因は多種多重であり機能を分類するような研修では不十分であると考え、今回の研究においてはより広範で包括的な原因推定とそれに対応する解決策立案を促すことを主眼において研修を開発した。
 よって本研究では,保育士を対象とした障害児保育研修会において,「気になる子ども」への対応力として,自閉症およびAD/HDの障害特性と指導法の理解,応用行動分析学の基礎的用語の習得といった知識的な側面と,問題行動のより広範囲で包括的な原因推定とそれに対応する解決策の立案という思考力の側面について、研修目標を受講生の具体的な行動目標として定義し、研修の前後における参加者の変容を定量的に測定する。さらに、効果測定方法の効率性と有効性について検討を行う。
(ここまで)

(次回)
2010年1月17日(日)24:00までに、要約を作成する。

2010年1月4日月曜日

今年の目標

一年の計は元旦にあり

とはいうものの、もう1月4日。

けど、お正月の機能はやっぱり、
「その一年のルールを明示すること」
にあると思うし、
ブログの行動調整機能も思い知ったし、
遅ればせながら、今年の目標を書き込んでおくことにする。

1.なんといっても論文の投稿、できれば1月中(無理か?)
2.学会へのポスター発表1本
3.千葉の鋸山に登る。
4.週2回踊りの練習して、お盆に2日以上踊る。
5.小中教員の個別指導計画作成活用研修の附属+もう1校での実施
6.徳島ABA研関係
・春の特別講座への参加とポスター発表1本
・サマスク完全参加と最低2ユニットの実施
・月例研究会へのスカイプ参加5回以上と情報提供3回以上
7.この目標を宿舎の壁に貼る。

達成した目標は横線を入れて消すことにしよう。
さて、いかが相成りますことやら。

論文を書こう!その15結果報告

2010年最初のブログの書き込みが、論文プロジェクトになってしまった。
なんか、わびしい気もするが…
ま、何はともあれ
書けた!!

(以下の通り)
 近年,学習障害(Learning Disabilities:LD),注意欠陥/多動性障害(Attention Deficit / Hyperactivity Disorders:AD/HD),高機能自閉症,アスペルガー症候群といった発達障発達障害に社会的な関心が集まるに伴い,保育分野においても学習及び行動面での問題が見られる幼児について,「気になる子ども」というキーワードを用いた報告が増加している(例えば本郷・澤江・鈴木・小泉・飯島,2003;西澤,2004;嶋野,2007)。こういった特別なニーズのある幼児の保育に対する支援を外部専門機関による巡回指導等に委ねる方法もあるが,現状の体制での継続的支援には人的・物理的な限界がある(大石・高橋,2006)ことを考えると、保育士自身が発達障害を含めた「気になる子ども」への対応力を向上させる研修プログラムの開発が期待されているといえる。
 2008年4月、保育所保育指針が8年ぶりに改訂された(厚生労働省,2008a)。保育を取り巻く社会の急激な変化を受けての改訂であるが、その中では職員の資質向上について一章を割いて記述されており、それ以前の指針に比べて格段に研修の重要性が強調されている。しかしその一方で、保育所の勤務体制は十分な研修を行うだけの時間を確保することが難しく保育に支障が出ない範囲での研修が望まれる(厚生労働省,2008b)ともいわれることから、研修プログラムは効率性と有効性の両面を兼ね備えるべきであろう。しかし、そうした効率的かつ効果の高い研修プログラムが一朝一夕に開発できるとは考えにくく、研修実施後の形成的評価に基づいて研修プログラム自体を改善するといったPDCAサイクルの実現が重要となる。
 研修プログラムにおけるPDCAサイクルの実現には、研修プログラムが参加者に及ぼす効果の客観的な測定が欠かせない。日本教育工学振興会(2008)は教員研修のPDCAサイクルモデルの研究開発に関する報告書の中で、研修効果の客観的な測定のためには測定指標の作成が必須でありそのために研修目標を研修受講後の受講者の具体的な行動目標として定義(指標化)することが重要であることを指摘している。こうした条件を整えることで、研修の前後における参加者の変容を定量的に測定することが可能となり、結果に基づいて研修プログラム有効性検証や改善を行うことができる。
(ここまで)

結局、計画したアウトラインと順番は入れ替わったりしているが、ほぼ内容はそのまま。
あーあ、年越しちゃった。
けど、やるしかない。

次の約束
1/11(月)24:00までに、7~12までのアウトラインを文章にします。
ここまでやったら、後は体裁を整えて、コメントをもらって…
また書き直して…

あー、道のりは遠い。

by tensuinoko