静岡は、お茶どころである。
らしい。
情報に疎い私でも、そのぐらいのことは知っている。
お茶といえば、徳島にいた頃は、
「食卓の上に葉っぱの入った急須があって、それにどぼどぼっとお湯を注ぐと出てくる液体=お茶」
みたいな、静岡の人に知られると暗殺されそうな認識しかなかった。
K浜に来てからは、お茶といえば、
「イオンで購入したティーバッグから、しみ出す液体」
のことであった。暗殺っ
「急須におちゃっぱを入れて、お茶を飲みたい」と思うことは、あるにはあったが、実際に「急須を買いに行く」という行動は、起きなかったのである。
いわゆる、「めんどくさい」というやつ。
で、この間、静岡からK先生が来た。
K先生は、豪快なスポーツマンかつ、このブログの読者だ。
「いのこせんせいっ。うちなんか、お茶が山のように余ってますよ。こんど、おくりますっ」
「え、あ、うう…」
なんせ豪快なスポーツマンだから、行動がむっちゃ早い。
次の次の日ぐらいには、ポストにお茶が届いていた。
うむをいわさぬ先行条件の変化だ。
Before
A:お茶無し
B:急須を買いに行く
C:お茶無し(-)
が、
After
A:お茶あり(うむをいわさず)+せっかくのお茶がやがて賞味期限切れ
B:急須を買いに行く
C:お茶が飲める(↑)+賞味期限切れなし(↑↑)
だ。
で、これが買ってきた急須。
さっそく入れてみた。
これがお茶。
きれいな緑色です。
なんか、いいにおい。
飲んでみると、かすかに甘く、大変おいしゅうございました。
K先生の行動力が、めんどくさがりの私の行動を変容させた。
先行子操作による行動調整の成功例だ。
ありがとう、K先生。
P.S.
実は、昨日今日と静岡県の袋井市から御前崎市、掛川市近辺に出張していた。
静岡は、本当に「これでもか!」と茶畑だらけだった。
そして、学校につくと、
「どうぞ」
と、出してくれるお茶の、おいしいこと。
やっぱり、静岡はお茶どころでした。
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