2009年6月26日金曜日

シリーズ「戦う」その4:「忘れ物」と戦う!

何度も言うが、「忘れる」は行動ではない。
「思い出す」が行動で、それが起こらないことのタクトが「忘れる」だ。

とはいうものの、「忘れ物」は厳然として存在する(いや、しない?笑)。
特に出張では致命的。

K浜に来る前から「出張時の持ち物リストを作ると良い」という情報は得ていたので、初めての出張の時にさっそく手帳に「持ち物リスト」を作った。
リストといっても、ただ持ち物を書き出しただけのもの(写真)。

笑われるかもしれないが、しかし、これでけっこう機能する。
少なくともリストアップしたものは、忘れる確率が限りなくゼロに近づくし、忘れ物無しの出張の確率も高まる。

やっかいなのは低頻度とは言え、出張時の忘れ物があること。
忘れ物に気付いた時は、とても落ち込むものだ。
せっかく頻度が下がっていても、1回のダメージが大きいので、トータルで見るとあんまり忘れ物が減った感じがしない。

もちろん忘れ物をするたびに、すぐにリストに追加している。
今回、静岡出張での最大の忘れ物は「風呂の種火の消し忘れ」だった。
これは、超弩級のダメージである。

K浜宿舎の風呂は、ガス式で、種火を点火しておいて必要な時にボイラーに着火するタイプ。
むかーしのアパートなんかでは、よく見られたやつである。
実は、種火の消し忘れは入居当初にもあり、その時もかなりショックだったので「風呂の湯を止める時に種火も消してしまう」という弁別学習を繰り返した結果、最近まで消し忘れゼロを維持していた。

ところが、静岡出張の前の日は飲み会だった。
飲み会から帰ってきてシャワーを浴び、通常であればシャワー終了が弁別刺激になって種火を消すのが、酔っぱらって消してなかったのだ。
確立操作の逆襲である。
がーん。

さらに、次の日から静岡出張である。
都合48時間以上、種火付けっぱなし。
恐怖!!!

最近の機器であれば、数時間以上操作がなければオートオフになるなどFailsafeの機能を備えているものが多いが、何せこちらは天下のMK省宿舎だ。
Failout(失敗したら死んでしまえ!こんな言葉あるのか?)である。

まずは、出張持ち物リストに「種火チェック」を書き込んだが、これではたぶん十分ではない。
ドアに「種火チェック」と貼るか?
いやいや、こんな張り紙がすぐ機能しなくなるのは、世の中の張り紙が全て証明済みである。
JRの車掌さんの「前方よーし!」みたいに、宿舎のドアを開ける前に「種火よーし!」といってから開けるように行動形成しようか。
こっちの方が、張り紙よりマシかもしれない。
もっとマシな方法はないか?

一人暮らしの忘れ物との戦いは、終わらない。

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by tensuinoko