2010年3月7日日曜日

論文を書こう!その22結果報告&23

昨日は、徳島で2つの研究発表会に参加した。


一つは、阿南市富岡小学校での、
表題の通り、クラブ活動による気になる子支援の報告だが、
報告の主眼は、「どのようにすれば、こうした取り組みが他の学校でも実現できるか?」
という点に焦点化されていて、そのためのマニュアルが提供されたり、実際のクラブの指導がロールプレイされたりと、実に具体的でわかりやすかった。
とても質の高いプレゼンテーションで、昨日参加した人は、幸せだったと思う。

二つ目は、徳島ABA研究会の春の特別講座
特別支援学校の先生たちが、事例研究の成果を報告する会だ。
私も便乗して、「小学校教員に対する個別の指導計画作成・活用研修の効果測定のための指標の検討」というポスター発表をした。
同時に、立命館大学の朝野浩先生をお迎えして、
「障害のある子どもの生きる力と保護者への生涯にわたる支援を目指す個別の包括支援プラン~京都市総合支援学校のカリキュラム作りから見えるもの~」
と題する講演をいただいた。
徳島ABA研究会のこれまでの取り組みは、子どもたちの短期目標が決定した後の手だてや評価方法を
計画するやり方を、先生たちに教えようとするもの。
しかしここ数年、「子どもたちの生活の質を向上させるための指導目標」を設定するためには、これまでの取り組みだけでは不十分であることが議論されてきた。
朝野先生の講演の意味は、この流れの上にある。
昨日の講演は、私たちにとって問題解決のための道しるべだった。
「子どもたちの生活の質を向上させるための指導目標の設定」を教材化してサマースクールで提供するために、何を学ぶべきか。
もう一度、考えてみよう。

さて、論文。
引用文献のチェックは終了。

次は、3/9(火)24:00までに、
図表のチェックをして、師匠に全体を見てもらうようにメールを出す。

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by tensuinoko