2010年5月22日土曜日

おうちの人,いないの?

今でこそ単身赴任生活をしているが,長い間親と同居していた。

あんまり客の来る家ではなかったけれど,
それでも集金やら,セールスやら,いろんな客が来る。

客の応対は,もともと苦手である。
誰もいないので仕方なく応対にでると,
「おうちの人,誰かいますか?」
と,よく言われていた。
年端の行かぬ子どもなら当たり前だが,
30代の前半ぐらいまで言われていた気がする。
さすがに最近はなくなったけど。

たぶん若く見えるのだろう。
40前まで「学生さんですか?」と,言われていた(さすがに今はない)。
最近は,研Q協力者の偉い先生に「研Q研修員」と間違われることが,よくある。
うれしいような気もするが,困ったもんである。
何となく,頼りなく見えるのかも。
ま,もともと頼りないので,やぶさかではないのだけど。

全然違う話をする。
最近,うちんくのギョーカイは,
「○○者制度改革推進○議」の話題で持ちきりなのだ。
いきなり伏せ字が多いのは,
ギョーカイ関係者がこの話題に関して公的な見解を表明することが,
とてもとてもビミョーなことだからである。

で,その会議は,MK省のT別支援教育課を呼び出して,
「早くインクルージョンをやらなきゃダメでしょ!」
と,言っているワケだ。

インクルージョンはいいことだと思うけど,
たぶん会議の人たちは,話を持って行く先が間違っている。
T別支援教育課なんて,クニの教育体系の中では枝葉の先っぽの方なのだ。
子どもみたいなもんである。
小遣いなんか,1日100円あるかないかだ。
お金を持っている「おうちの人」に話をしないと,ダメなのだ。
「おうちの人,いないの?」
早く,きけばいいのに。

あ゛,ふだんは書かない仕事の話を,つい書いてしまった。

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by tensuinoko