2009年9月13日日曜日

Excel病

最近、仕事でExcelを使う時間が長くて、ひどい時には朝9時~夜8時まで見ていることがある。

途中1時間ぐらい食事しているだけだから、10時間連続Excelである。
こうなると、世の中の格子状の模様が全てセルに見えてくる。
何かそこに数字を入力したくなってしまう。
病気だ。

夜寝ている時に、突如「IF式」が思い浮かんだりする。
Excelには様々な関数式があって、IF式もその一つ。
これは、ハマると相当面白い。
「もし、A1のセルが"男"だったら"1"を、そうじゃなかったら"0"を表示しなさい」
みたいなのを、
「=IF(A1="男",1,o)」
と、書く。
一般の人は「これの何が面白いのか?」理解できないと思う。
(この間まで、自分もそうだった)
だが、ひとたびExcel病にかかると、中毒症状が出てくる。
最近は、病気が重症化しているので、
「もし、ホニャララのセルが"男"または"犬"だったら、ホニャララの計算結果を、そうじゃなかったらホニャララがホニャララでない時、ホニャララまたは…」
みたいな複雑なIF式を書いて、自動計算させて、
「ホー」
と悦に入っていたりする。

新聞を見ていても、病気の症状が発現する。
「温室効果ガスを90年比25%削減!」
90年の温室効果ガスの排出量って、どうやって計算したんだ?
25%削減したと、どうやって証明するんだ?
ロウデータ見せてくれ!
「テストどう? 答えはいつも アラフォーさ!(サラリーマン川柳より)」
このテストは、何点満点なんだ?
「x<アラフォー<y」
xとyに入る数字は、いくつだ?
なんで、テストは100点満点が多くて、97点満点はないんだ?
どうして百分率なんだ?百二十三分率はないんだ?
なんで人間の指は5本×4なんだ?
なんで、なんで、…

病気は、重症である。

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by tensuinoko