ついに,MK省宿舎との戦いの記録が始まる。
今日は,その1「ふすま」との戦いだ。
ふすまは普通,従順である。
ご主人様の意向に従い,右にも左にも動くものだ。
しかし。
この宿舎では,そんな常識は通用しない。この写真を見ていただきたい。
そう,このふすまは誰が見ても,開いている。
隙間はおよそ2㎝。
「きちんと閉めなさい!」と叱られるに十分な開き方だ。さらにこの写真を見ていただきたい。
そう,このふすまは誰が見ても,閉じている。
隙間は,一見無いように見える。さて,この写真である。
当該のふすまの全景だが,幾分写真が小さくて見にくいかもしれない。
そんな人は,ダウンロードして拡大してみてね。
ふすまの上部は2㎝ほど開いて,下部はしっかりと閉じている。
え,ふすまがゆがんでいるのか?
それとも横の柱がゆがんでいるの?
謎である。
居間にはふすまが4枚あって,そのうち3枚がこんな状態である。
さらに不思議なのは,残る一枚はぴったり閉まることだ。
どちらかといえば,この方が恐ろしい。
しかし,今,私が戦っているのは「隙間」ではない。
「建て付け」である。
ご存じのように,戸は建て付けが命,である。
建て付けの悪い戸は,動かそうとすると「がったん」となって,動かない。
わかりますか?「がったん」(私の年代なら分かるはず)
当然,ふすまの取っ手(っていうのか?あのくぼみ)を持つと,ゲリラ戦術の罠にはまったかのように「がったん」と音を立てて動かない。
ふすまが「しめしめ」とほくそ笑んでいるのが,手に取るように分かる。
ふすまは,MK省の回し者なのだ。敵だ。
人間40を過ぎれば,「がったん」程度では驚かない。
こんな時には下の方を持てばいいことぐらい,経験上知っている。
ところが。
このふすま,下の方を持っても「がったん」。
うむ,てごわい!おぬし,できるな。
いろいろ調べた結果,スッキリ動かせるポイントは,かなり狭い範囲に限られることが分かった。
MK省も,凝った仕掛けをするもんである。
ここまで私に戦いを挑んで,一体何をねらっているのか?
これは,テロか?
などと考えながら数日過ごすうちに,「ふすまがスッキリと動くポイントを持つ」行動がシェイピングされて,「がったん」は減っていったのであった。
けど,冬になると,今度は「隙間」との戦いが始まるんだろな。
P.S.
今日は,同僚のI先生に誘われて,K特別支援学校の入学式を参観してきました。
もう,なつかしくて,うれしくて,涙が出そうになりました(知らない学校だけど)。
その模様は,あした。
2009年4月7日火曜日
シリーズ「戦う」その1:ふすまと戦う!
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1 コメント:
ふすまと戦っているんですね(-_-;)
シェイピングされて、よかったですねっ。
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